魅力的なひと | 花冠はなかんむり 名古屋 プリザーブドフラワー教室

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こんにちは~花冠です~ブーケ1

大雨、台風が日本列島をまた襲いましたね。。

今朝も、名古屋はものすごい大雨でした雨

みなさまのお住まいの地域はどうでしたでしょう。

心配です。

今年は、いったいどうしたのいうのでしょうか。

これでもかという

災害が次々と。。。

あまりにも過酷過ぎます。

この数日、雨風がひどかったので、

仕入れを自粛していました。

やはり、プリザーブドフラワーは湿気に弱いですので

仕入れには気を遣います。

やっと、今日の夜あたりに、手元に持ってくるのを我慢していた、

注文していた花材を届けてもらおうと思っています。ブーケ1

ずっとずっと前から記事にしたかった

男の子(?)というにはやや大人ですけど。。。がみえまして。アップニコニコ

なかなかじっくり記事にすることができず、叫び

このまま

お蔵入りか。。。と思っていたりしましたが、あせる

やっと書けそうです。ニコニコ

そのお方は、以前、花冠が夢中で観ていたドラマ、

NHKで放映されていた

「下流の宴」に 教育ママの黒木瞳さんに育てられて

何をするのにも無気力になってしまって

やる気のない

ダラ~ンとした死んだ魚の様な(爆)男の子、

「翔ちゃん」役の

窪田正孝さんです。

下流の宴 サイトはコチラ  → 

このかた。

パッと見、美少年でしょう。

あ、このひとなら知ってると思われた方も多いはず。

映画「十三人の刺客」にもご出演なさっておられます。

オフィシャルブログもあります   → 


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あの~、

ひとことでいうと、

この「下流の宴」、なにに感動したかと申しますと、



ふつう、

なんにもやる気のない、フリーターで

脱力感いっぱいの半分閉じこもっている男の子の役というのは

あまりスポットが当たらないですし、

当たっても、ありきたりの描かれ方しか、しません。



つまり、

魅力的なキャラクターに育ち難い設定だと言う事。



だけど、

その難関を見事クリアー、

「窪田君」は、なんの魅力もなさそうなこの役どころを

すばらしい演技力で

「魅力的な」ひとりの男性、「翔ちゃん」として成立させました。



この功績は、すごいと思ってて。

私は、密かに讃えています(笑)ひらめき電球



確かに、脚本とか、

周りのキャストも最高によかったと思うのですが


お母さん 黒木瞳

お父さん 渡辺いっけい

おばあちゃん  野際陽子

姉      加藤夏希

塾の先生  遠藤憲一

翔ちゃんの恋人のお母さん 余貴美子



で、肝心の翔ちゃんの彼女役が、

この方。


宮城玉緒(役名)ちゃん


美波さんという方です。



花冠はなかんむり 名古屋 プリザーブドフラワー教室


翔ちゃんが、「玉緒~ラブラブ」と身をくねらせながら(?)

鼻にかかった甘~い声で呼ぶ姿は、

ほぼ天才的です。



これ、書いてて思いましたが、

ふつうのひとが、ふつうに、この翔ちゃん役をやったら

ドン引きというか、ただの嫌なひとなんだけど、

ほんとに

この窪田君は演技がうまかったです。

それは、たぶん

この方ご本人の頭のよさだったり、内面の綺麗さだったりも

するのかも知れませんが

やっぱり究極的には演技力だと思います。




ただ、やる気がない無気力なだけでなく、

どうしてそうなったのか


人と争う事が苦手で、

がんばることは苦手だけど、

でも人が大切で

周りにいる人の事はちゃんと愛せる人。

心配りもできるし

誰よりも心が優しい。


そんな翔ちゃんというひと。


いそうでいない、翔ちゃんというひと。


それをほんとにリアルに上手に演じられています。




例えば、

黒木瞳さんは、何度か息子である翔ちゃんに暴力をふるったり

罵声をあびせたり、します。


しかし、

翔ちゃんは怒りもしないし

言い返しもしない、

黙って

家を出てゆくだけ。。。。



それに、家族はまた、「イラッパンチ!」とくるのかも知れませんね。

でも、暴力的じゃない  というのは

なかなかいい。。好青年じゃないの。。。と思わせてくれる。

これも、演技の上手さのせいだと思いますよ。





ただただ、やる気のない、

覇気のないひとなら、全然魅力的じゃないんですけど

彼の場合は

そこに底抜けのお人よしと、約束事はきちんと守る真面目さと、ルックスのよさと性格の良さが、

そしてやっぱり頭の良さがくっつくので

そこはかとなく魅力的ないいひとなんです。




黒木瞳さんが、息子に暴力を振るい、

「イラッとするから出て行け」と言ったら、ほんとうに家を出た翔ちゃんが、

ネットで知り合った

彼女といっしょに暮らし始め、

「結婚する」と家に連れてきます



黒木さんは、

「我が家とあなたは釣り合わない、なぜなら、

あなたは下流だから」と、彼女に言うんですよ~

ひどいですよね



そしたら、

カッとなった彼女が

「それなら医大に合格して、医者になります。

それなら翔ちゃんとの結婚を認めてくださいますか」と言います!!

(黒木さんのお父様がお医者様だそうなので、話の流れで)



お母さんとおばあちゃんは

びっくりして

別れさすための口実として

「300万円貸してあげるから

これでがんばりなさい。

もし、2年がんばってだめだったら

翔ちゃんが大学に行くこと」という約束を息子と、とりつけます。



彼女は、そんなことも知らず、

翔ちゃんの実家のおばあちゃんは

お金貸してくださって、親切。。。と信じきって

2年間がんばります。




。。。。で、その間、もちろん翔ちゃんはネットカフェで働きながら

彼女を支え続けます。




そして、2年後、

彼女は、医大に見事合格、でも。。。



翔ちゃんは

彼女に別れよう。。。と言います。


心から彼女を応援して誰よりも

合格を喜んでくれた翔ちゃんなのに。。。あせる





「僕は、なにごともがんばるのが苦手なんだよ。

そういうひとといると、自分もしんどいんだよ。

だから、もう玉緒とはいっしょにいられない。


いまに、玉緒は、僕を馬鹿にするようになるよ。

僕のこときらいになるよ」と言います




う~ん

かなしい

かなしすぎる。。。。。あせる





でも、確かに玉緒ちゃんは途中から

学校に入って医者になるってことが目標みたいになってて

翔ちゃんと結婚するためにがんばっているはずなんだけど

繊細な翔ちゃんには

傷つく場面も多かったような。。。。ガックリ




ラストは、原作読んでないですけど

だいたい想像つきました。




それでも、

見ていて最後まで

あきなかったですし



ラスト2回は、2回ずつ見ました。

それでも、涙で前が見られな~い!!

こんなにはまったドラマは最近では

絶対零度とこれくらいかも。






このドラマって

登場人物がほんとに

「いいひと」「わるいひと」って簡単にわけられないものがあって。。。




やっぱり

どのひとも

究極的にはいいひとなので

とってもやっかいなのです。




皆翔ちゃんのこと愛してるし

良かれと思ってるの。。。

そこがつらいですよね。





すごく印象的なエピソードに、


子供の頃

黒木さんのお母さんと息子の翔ちゃんが

「恐竜展」に行くんです。



それだけど、

翔ちゃんは、ぜんぜん恐竜なんかに興味ないの(笑)

足元を歩く、ありんこをじっと観察していたの。

そうしたら

黒木さんが

そのありんこを、踏み潰して、平気で気が付かずに

次のコーナーに行ってしまったのね。。。

それを

翔ちゃんは

キョーレツに憶えているんです。




大人になって翔ちゃんは

玉緒ちゃんや家族の板ばさみで

イラッときて、

路上のありんこを踏み潰してやろうとする。。。。



えいっと踏みつけても踏みつけても

ありんこは、

翔ちゃんの足元をすり抜けてしまい、

うまく踏み潰せない。。。




そんなシーンがありました。





子供って

すごく強烈な印象をもって

何かを憶えていたりしますよね



なんかわかるような気がするシーンでした



結局、

黒木さんたちは

全力で、玉緒ちゃんが医大に入るのを応援する形になってしまい、

彼女は、晴れて医大生になります

黒木さんと玉緒ちゃんも、

お互いにエール交換して

めでたしめでたし。。。


翔ちゃんは実家に帰り

また

家族と暮らしていて



ただ、違うのは

結婚してただいま別居中のお姉ちゃんが赤ちゃんを連れてきて帰っていること。

それと、家族に、また会話が戻ったこと。




このドラマは

クランクインが、

東日本大震災の直後だったため、

ドラマの設定を急遽、

震災前に戻したそうなんです。

このドラマののんきな設定が

震災直後の日本には合わないだろうということで。

たしかに

私もそう思いましたが

精神的に震災直後で日本中

つらいきもちだった中

がむしゃらに

がんばる玉緒ちゃんに

勇気をもらったのも確かです。



しかし

この翔ちゃん役の

窪田君は、この役に関しては天才的でしたね合格

やる気も無い、覇気も無い、

がんばりたくない、

死んだ魚のような目の男の子が

こんなにも

やるせなく

いいひとっぽく演じられたのは

このかたの演技力の賜物でしょう。



ああ~、まだ、耳にこだましますわ


「玉緒~ラブラブ」という翔ちゃんの声が(爆)


あ、でもこれは

俳優としての役柄の話で

現実の好みとはべつですよ~

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