「病院、行けたら行く」
朝、そう言って出勤した旦那
病院向かっていたら
旦那から電話があった
「僕も行くから駐車場で待ち合わせしよう」
私の方が渋滞に巻き込まれ
病院には遅く着いた
ライトアップされた病院はまるでカフェの様な佇まい
もう7時だというのに10人位の患者さんが待合室にいた
受付を済ませ
(また受付の方が優しい優しい、それだけで泣けてきた)
30分くらい待った
そして、いよいよ名前を呼ばれ診察室へ
先生は見た目は優しそうではなかった
ドキドキした、そして話す前から号泣
「2月4日から眠れない食べれないし、体重は10キロ減少。その2月4日には何があったの?」
特定したその日にちが原因だと言う
私は前もって書いてきたレポート用紙を先生に渡した
「コピーさせてね」
そう言って先生は、その用紙を受付に渡した
レポート用紙二枚
今日まで何があったのか、私がどう思って過ごしたのかを書いてきた
そして私の生い立ちや
学校での成績、最終学歴
今まで勤めてきた会社や、何年勤務したか、妹や娘のこと
旦那の年齢、同居のこと
短い時間でぽんぽんと質問され、それに私が答えた
「ん~うつ病と言うよりも貴女は適応障害だね」
適応障害?
え、うつ病と何が違うの?
先生は本を見せてくれて
詳しく説明してくれた
つづく