前回の続きです。


尿管結石で手術が必要と言われたすずめちゃん。

(まぁたいへん!)


ちょっと待って〜!!!!!!

その手術って、お、お高いんでしょう!?!?


まず金の話が頭に浮かんでしまう、財布も心も貧しい私…無気力


現状、とりあえずおしっこは出てるし、食欲はないけど元気はあるし、今日明日にも対処しないと危険!というわけではなかったので、
点滴でもう少し様子を見ながら考えます、と意気消沈しつつ帰宅。


帰宅後、必死でググりまくる凝視凝視



尿管結石はシュウ酸カルシウムがほとんど。
ストルバイトと違い薬やフードなどで溶けることはなく、内科的治療で石が流れるのは2〜3割?程度ととても確率が低く、外科的処置が必要…


かかりつけ医が、恐らく手術はこの方法になると思うと話してくれたのがSUBシステムという方法。

尿管の代わりとなるカテーテルを入れて腎臓と膀胱を繋ぐ手術。
尿管より太いので、腎臓に石がまだ残っていても詰まる可能性が低くなる。

比較的最近の方法らしく、予後は悪くはないようだけど、術後も定期的なカテーテル内の洗浄が必要で、合併症の可能性や再手術が必要になることもあるらしい。(以上、お世話係調べ)



え、てか、
その手術やってもーたらもう譲渡は絶対に無理やん…

そこで一番悩むお世話係。

こんな可愛い子に、5年半も保護猫という立場を敷いて置きながら、うちで一生を終えさせてしまうかもしれない申し訳無さでめっちゃくちゃ泣いた。



ちなみに手術費用は60から70万
(ぴえぇぇ魂が抜ける魂が抜ける)

その後の通院や検査等含めれば100万はゆうに超えてくるやないか…!!

(ちなみに、すでにこの時点で10万弱くらい掛かってますw)

他にも方法はないのかなぁと調べていたら、
個人病院で尿管結石の手術をやっている病院を近くに発見。

とりあえず詰まってる石さえ取れたらなんとかならんかなにっこりという素人考えで予約を取り、いざ診察へ。
 

レントゲンとエコーを撮ってもらいましたが、うちでの手術は難しいです…との結論ガーンネガティブ

ちなみに、レントゲンには腫れた腎臓がバッチリとうつり、エコーには尿管にガッツリ石らしきものが詰まってる様子が…ぐすんぐすん
(エコーの画像をスマホで撮ったもの。真ん中の白いモヤが石です)


詰まってる石は約3ミリで、自然に流れるのは難しいサイズと言われました…
(ちなみにそこの先生はSUBシステムにはちょっと批判的な雰囲気でした)


翌日ねこネットの年に一回の総会があったので、他のボランティアさんに聞いてみたところ、
なんと同じ生野区のHさんちの保護猫が、2年前に尿管結石で上述のSUBシステム手術を受けたとの情報が電球

そういえばそんな話を聞いたような聞いてないような…←オイ


Hさんがわざわざ電話をくれて、ひととおり話を聞き、ひとまずHさんちの猫が手術した病院に相談も兼ねて行ってみることに。


ちなみにこの時点でもまだ手術するか決めてません…。


こんなこと言ったらあかんのやろうけど、
保護猫1匹に出していい金額なのかという疑問が自分の中にあって、

これ1回こっきりならまだしも、
また別の子が同じ病気になったら?
今後2回も3回も出せる金額なのか…?


その覚悟で保護したんちゃうんかい!!
と言われれば反論の余地もないけれど、どこかで線引きは必要なのではとも思ってます。


これは保護猫に限らず飼い猫でもぶち当たる問題だと思うんですが、
できる範囲の精一杯をしてあげたいとは思っていても、お金は無限に湧いてくるわけではないので…

私は、里親さんたちには、人間の生活を脅かすほどの負担を強いる高額医療は必要ないという考えです。
もちろん、出来うる範囲で頑張ってもらいたいのは大前提ですが。



あ、グチグチ書いてたら長くなってしまった。
すんませんアセアセ



そんなこんなで、行ってきました。
電話して状態を説明し、翌日朝イチの予約を取っていただけました。

病院でっっっかーー!!!!!!!!

人間の病院並みに大きいしキレイだし、
駐車場に止まってる車から出てくる人みんなお金持ってそう!(偏見がすごい)


ひとまず問診。
今までの経緯(紙に時系列で細かくまとめておいた)と、手術する場合の流れや、実施方法の説明、(SUBシステムだけでなく、尿管を一部残す手術等もあるそうです)
現状の自分の考えとかも説明し、ひとまずエコーと血液検査をすることに。



ドキドキしながらきれいな待合室で待つこと数十分。


診察室に再度呼ばれ、見せられたエコーを前に先生が一言。


予防「水腎症の症状は見られませんでした」

私「……え??ほんわか


なんかー!
奇跡的にー!
治ったっぽーい!!!よだれよだれよだれ


尿管の石もエコーで色んな角度から探したけど見当たらなかったそうです。

腸などに隠れてる可能性もないことはないけど、腎臓の腫れ自体は引いてるので石は無くなっている(=流れた)のでは、と。

ひとまず尿管の動きを良くするお薬を出してもらい、あとはかかりつけの方で様子見てもらってくださいとのこと。

ただ、
腎臓にはまだ石らしきモヤモヤが残ってること、
腫れていた右腎よりも、左腎が標準サイズより小さい点が気になると言われました…。
うひぃ…不安


血液検査の数値も標準値よりはまだ少し高かったので、まだまだ油断はできないけれど、危機は脱したようです。

(奇跡のおちり!)


で、今日現在、
食欲にムラはあるものの(シーバしか食べないマンになっております汗うさぎ)、
おしっこの色は普通に戻りました。


(ちゅちゅこ、めっちゃがんばったもん)

ほんまに点滴も通院もがんばったなぁ…赤ちゃん泣き


週末にかかりつけに行って経緯の説明と血液検査をする予定です。


長くなりましたが、
すずめちゃんの尿管結石が奇跡的に流れたお話でした。

皆様、いざというときの100万がキツイ場合は保険もぜひご検討ください…(しみじみ)



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※記事更新のタイミングによって、すでに譲渡が決まっている猫もいます。
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