4月4日ゾロ目、早いもので今年も1/4が終了しました。。仕事も頑張っていますが読書も頑張っています笑(勤しんで楽しんでいますが正?)


タイトルの今野敏さんの樋口さんシリーズ。

結論、手放しで面白いです。活字中毒が言いきります笑、読んで損なし。

 

リオ→朱夏→ビート→廉恥の順(ビートが一番重厚で好みでした)


今野さんは警察ものと一言で言っても実に様々な警察シリーズを書いている特異な作家です。(樋口さんシリーズは現場の刑事が主人公、隠蔽捜査シリーズはキャリア警察庁の竜崎さんが主人公みたいな)今野さんの警察小説、私は隠蔽捜査シリーズから入りましたが、兎に角、今野さんの警察モノは面白い。他の作家でも警察モノを得意とする横山さん東野さんも共に有名ですし、共通で御三方共に素晴らしい。

 

各作家さんで特色が違うだけ。

陳腐にカテゴリーにハメるのは恐縮ですが、横山さんは警察内部(組織)に切り込み、東野さんはサスペンス色強め、そして今野さんは〝主人公の警察官〝を公私共に掘り下げ、主人公を通し世間風刺もします。


今野さんの警察モノ小説で一番感じるのは〝普通の生活に潜む身近なリアリティ犯罪〝そのリアリティ犯罪をリアルに足繁く現場に行き、人に会い、意見を聞き〝普通に解決していく様〝


読者はその普通のリアリティの様がしっくりと腑に落ちるから面白いと感じる。

こちらのシリーズ、ドラマ化もされていますし、読者も斜に構えずやはり”普通〝にシリーズの最初から順を追って読んで行くとより楽しめると思います。

私の中で今野さんは手放しで☆☆☆☆★(☆四つ以上確定作家)でかなりお勧めです♪
春の気持ち良い季節、読書でしっぽりいかがでしょう?


追伸、
一週間ほど前に寝違えてしまって、、首〜背中に激痛の日々。。いまだに治らない・・・もう初老ですかね・・・とほほ笑