こんにちは。ひよこ鍼灸サロンです。
毎日の料理に欠かせない「塩」のお話です。
スーパーには多くの種類がありますが、塩は作り方によって性質が大きく異なります。
製法によって「ミネラル量」「味」「値段」が変わります。

日本で販売されている塩は、主に次の4種類です。
①イオン膜製塩(精製塩)
②立釜製法(再生加工塩)
③平釜製法(海水塩)
④天日塩(自然塩)
それぞれの特徴をまとめました。
①イオン膜製塩(精製塩)
海水を電気の力で濃縮し、塩化ナトリウムだけを取り出した塩です。
日本の一般的な食卓塩の多くがこの製法です。
【ミネラル】ほぼ含まれない(塩化ナトリウム99%以上)
【価格の目安】食卓塩:約100g 30〜50円
【特徴】
メリット
・安価で手に入りやすい
・品質が安定している
デメリット
・ミネラルがほとんどない
・味が単調で強くしょっぱい
②立釜製法(再生加工塩)
海外の天日塩を一度溶かし、釜で再び煮詰めて作る方法です。
日本では比較的多く流通しています。
【ミネラル】少量含まれる
【価格の目安】伯方の塩:250g 約150〜200円
【特徴】
メリット
・価格が手頃
・料理に使いやすい
デメリット
・自然塩よりミネラルは少ない
③平釜製法(海水塩)
海水をそのまま釜で煮詰めて作る、日本の自然塩に多い製法です。
海水に含まれるミネラルが比較的残ります。
【ミネラル】マグネシウム・カルシウム・カリウム
【価格の目安】:海の精240g 約600円
粟国の塩250g 約700〜800円
【特徴】
メリット
・ミネラルが豊富
・味に深みや甘みがある
デメリット
・価格がやや高い
・湿気を吸いやすい
④天日塩(自然塩)
海水を塩田に広げ、太陽と風でゆっくり乾燥させて作る塩です。
世界では最も伝統的な製法です。
【ミネラル】自然な形で比較的多く残る
【価格の目安】:ゲランドの塩250g 約700円
カマルグの塩250g 約600円
【特徴】
メリット
・自然な製法
・まろやかな味
デメリット
・日本では生産が少ない
・価格がやや高い
日本で塩田がなくなった理由
日本では昔、塩田(えんでん)という方法で塩を作っていました。
海水を砂にまき、太陽の力で濃縮する伝統的な方法です。
しかし1970年代に・効率が悪い・人手がかかる・大量生産できない
という理由から廃止され、現在は工業的な製塩が主流になりました。
「塩を選ぶときのポイント」
塩を選ぶときは次の3つを見るとわかりやすいです。
① 製法を見る
「平釜」「天日」などの表示があるものは自然な製法が多い
② 原材料を見る
原材料が「海水」のみのものはシンプルな塩
③ 味で選ぶ
良い塩はしょっぱいだけでなく、まろやかさや甘みがあるのが特徴
まとめ
塩には大きく分けて4つの製法があります。
| 製法 |
特徴 |
| イオン膜塩 |
安いがミネラル少ない |
| 立釜塩 |
価格と使いやすさのバランスがいい |
| 平釜塩 |
ミネラル豊富で味に深みがある |
| 天日塩 |
自然な製法でまろやか
|
塩は毎日使う調味料です。だからこそどんな塩を選ぶかで料理の味も変わります。
すべてを高価な塩にする必要はありませんが、日常の食事に少し質のいいよい塩を取り入れることで、食事の満足感は大きく変わります。
体を整える第一歩は、毎日の調味料からかもしれません。