ど~も~!みなみです!ウインクキラキラ

 

大変お待たせいたしました~!キラキラ前回3D素材を線画抽出して作った背景サンプルを使って、

 

線の強弱の付け方のポイント!!

こちらをお伝えしたいと思います~照れ音譜

 

 

何度も言うけど、

 

私自身が誰よりも!!線の強弱を付ける感覚が希薄すぎだったからこそ!!笑い泣き

 

お伝えできることがあると思っておりますニコニコあせる

 

どなたかのお役立ちになれれば嬉しいです~お願いキラキラ

 

※ちなみに、あくまでも自己流だったり、全ての方のテイストに合致するわけではありませんので(あえて均一な線にこだわりを持たれる方もいらっしゃいますので…!)、一つの参考程度と捉えて頂けましたら幸いですニコニコあせる

 

 

あ、あと、最初に少し前回の補足もしておくね!

 

前回、3D素材を線画抽出(LT変換)したものがコチラ!!↓↓

 

これね、LT変換が終わった直後のものをそのまま表示してるんだけど…

 

LT変換後のレイヤー構成をちょっと見てみますと…

 

 

「輪郭線2(ベクター)」「輪郭線1(ラスター)」「下地」の三つが一つのフォルダに入ってまして…

 

(ちなみに3D素材そのものも、なくなってしまったわけではなく、フォルダの下に非表示になってさりげなく置いてあります!

同じ素材を並べて線画抽出したいという時も、表示してズラしてまた線画抽出…といった形で再活用できますので、覚えておいてください!

また、3D素材の中のパース定規を後ほど使いますので、こちらも覚えておいてください!!

 

 

「輪郭線2(ベクター)」のみを表示したものがコチラ↓

シンプルに線のみが均一に引かれていますね!

 

 

一方、「輪郭線1(ラスター)」のみを表示したものがコチラ↓↓

ベタが入っていたり、線に既に強弱が入っていたりして、質感をリアルに再現してくれてるイメージになります…!

 

 

両方表示したままそれぞれいじっていくスタイルも全然アリかと思いますが、

私の場合、何がどっちのレイヤーに描かれてるのか分からなくなってきて「あーっ!ムカムカ」ってなることも多いので、

どちらか片方だけにして(もう一方のレイヤーは捨てて)作業することも多いです爆笑

 

 

んで、わりと「輪郭線2(ベクター)」を残して、そっちをいじっていくことの方が圧倒的に多いかも…!🤔

「輪郭線1(ラスター)」は線が消滅してることも多いし、微調整するにあたって、やっぱり「ベクター>ラスター」な人間なものでね…🤣💦

 

…というわけで!今回も一応それにのっとって、「輪郭線2(ベクター)」のみ表示させて作業していきますのでご了承ください~!ニコニコあせる

 

 

ちなみに、ちなみに。

 

「下地」レイヤーは、3D素材が置かれていた箇所を真っ白く塗りつぶしたものが下に敷いてある感じになります!

それだけ表示するとただの真っ白になってしまうので分かりにくいのですが(笑)、

 

分かりやすく選択範囲で囲ったものがコチラ↓↓

こんな感じニコニコあせる

 

こういうデカい背景系3Dだとピンときませんが、小物の3DとかをLT変換した際、背景の余計な線を下地が塗りつぶしてくれたりして、便利だったりしますよ~ウインクキラキラ

 

例えば、ホラ…

 

こんな感じ!

椅子の3D素材を置いてLT変換しただけで、下地が背景の本棚を隠してくれるの~!チュー音譜

 

(そして影を表示したままLT変換したらおかしなことんなったww爆笑こう、影にも下地がついちゃって面倒臭いことになるから、影は非表示にした方がいいよ!!というお話…ウシシあせる

 

 

逆に下地が必要ない時はレイヤーごと消してしまうのもアリです!

とは言え、後のトーン処理とかで下地がそのまんま選択範囲として使えたりもするので(レイヤーの表示窓部分をctrl+タッチすると選択範囲表示されます!詳細はこちらの記事の最後らへんに書いてあります!)、

非表示にだけして、念のため取っておくのもおススメ!びっくりアップ

 

 

ハイ!長くなりましたが、3D素材のLT変換時の補足事項でしたっ!爆  笑あせる

 

というわけで、いよいよ…!

 

 

線の強弱の付け方のポイントを、そのまんまズバリ書いていきたいと思いますっ!!チューアップ

 

どどん!!!↓↓

 

 

【太くするところ】
・アウトライン
・手前にあるもの
・角(手前に出っ張って見える角を除く。そこはむしろ細く…!)
・コマ(キャンバスの端)付近
・線と線が交差するところ(遠近差が極端にあるところを除く)

・影になる部分・地面と接している部分

【細くするところ】
・手前にでっぱってる箇所(机の辺の上側(手前側)とか…?!)
・奥にあるもの
・光が当たってるところ
・上記の「太くするところ」以外で、なんとなくだらっと長く続いてる線の中間あたり

 

 

…なんとなく、分かりますでしょうか?!

 

百聞は一見に如かず…!実際にやっていってみましょう!!チューアップ

 

取りあえず、さっきLT変換して、ベクター線だけ表示したものがコチラ!↓↓

ちなみに、先程のものからほんの少しだけ手を加えておりますチューあせる

コマの話が出たのでコマ枠を描き足したのと、

天井と床の不自然な線を消したのと、

消えてしまっていたり、点線になってしまっていた線を補ったりしておりますニコニコあせる

それ以外はそのまんまでーす!キラキラ

 

 

ハイ!ではこの絵を…

線幅修正ツールを使って線の太さを変えていきますっ!!爆  笑キラキラ

(「線幅修正ツール」についてはこちらの記事を参照してくださいニコニコキラキラ

 

順番にちょっとずつやってくよ~キラキラ

まず、太くするところから!ニコニコ音譜

 

モノのアウトラインとか、角とか…!!↓↓

この辺り太くするだけでも、なんとなくクッキリと見やすい感じになりますね!チューアップ

 

 

あと、コマ周りとか…!!↓↓

この辺りも何気に大事です!!びっくりアップ

 

人物や小物もそうですが、コマ周りの線は太くしてみて下さい!!

ぐっとそれっぽく&見やすくなると思います!ウインク音譜

 

 

あと、線と線が交差するところとか…!!↓↓

これもね、いい感じにメリハリつくんですよ~チューキラキラ

 

ただ、遠近感を際立たせたい時は、同じ交差してる線でも、遠くの線はうんと細くするというパターンもアリ!!びっくりキラキラ

 

 

ちょっとこれは室内だからいい例じゃないかもしれないけどあせる例えば…

 

 

手前の机と、奥のゴミ箱の間の距離感を強調したい時は、

手前の机のアウトライン線は太く!

奥のゴミ箱の机の側の線は細く!!

という風に処理すると距離感出せます~照れ音譜

 

 

 

 

次!細くするところいってみましょ~!チューアップ

 

 

でね、まず…

 

 

おそらくもっとも誤解されやすいポイント解説から行っていいかな?!笑い泣きあせる

 

 

コレ、私も勘違いしてたし、友達もしてたからわりとあるある勘違いだと思うんだけど…あせる

 

 

「手前のものは太くして、奥のものは細くするんでしょ?!

 

そしたら…この辺りの、

 

手前に出っ張ってるものも太くした方がいいんだよね!?爆  笑音譜

 

…つって…↓↓

こーゆートコ太くしちゃうの!!

 

 

分かりにくいかな…

 

 

こーゆートコ!!こーゆートコよ!!!笑い泣きアセアセアセアセ

 

 

 

 

みなさん……

 

 

 

S(それ)K(完全に)M(間違ってますよ??)

 

 

 

 

…Σいけねっ!!笑い泣きうっかり尊敬するさいとうなおき先生節がポロッと出てしもうた笑笑🤣
 

 

 

こーゆートコはね…

 

 

 

逆に細くするのが正解ッ!!!🙆✨✨

 

 

ホラ見て!!こっちの方が断然それっぽいっしょ?!?!笑い泣きキラキラ

 

 

 

並べた方が分かりやすいかな?!

アウトラインがしっかり分かりやすくなるし、立体感も伝わりますよね!ニコニコアップ

 

 

私も昔はコレ分からなくてさ~…🤣💦

結構とんちんかんなことやってた泣き笑いあせる

 

昔アシ仕事で描いたトレース背景なんだけどさ…↓↓

ホラ…分かる?!

 

太くするとこと細くするとこ、見事に逆でしょ?!笑い泣きアセアセ

アウトラインの方が細くて、手前のでっぱり部分の方が太い!!🤣💦

 

今、取りあえず線画の太さだけ修正加えるとこんな感じ…!↓↓

多少マシになったかしらチューあせる

(とは言えよく見ると写真自体が歪んでてソレ直してないのもあって色々とおかしい…🤣💦)

 

コレ、描き込みやトーン処理もメス入れたいから、近々また登場させるね~!ウインクあせる

 

 

ではでは!先程の絵の修正に戻りましょう!

線を細くするところでしたね!ニコニコ

 

光の当たる部分は細くしたり…!!

 

 

あと、さっき書いた

「なんとなくだらっと長く続いてる線の中間あたり」

ってあったじゃん?!笑い泣き

 

あれ、分かる?!

 

まぁ……こういうアレコレよ🤣笑笑

 

取りあえずぼちぼちな長さの線はメリハリを欠いてしまうので、中間らへんを細く処理しとくとなんか良さげに見えるよ~、っていうだけの話ウシシあせる 

 

 

だいたい網羅できたかな…?!

 

 

上記のポイントを意識しつつ、線幅修正ツールで太くしたり細くしたりするだけで…!

 

【元の絵】

これが……↓↓

 

 

【線幅修正後】

こんな感じになりますよ~!!おねがいキラキラ

 

…ってことで爆  笑アセアセ

 

 

ただ、これは線の強弱を変えただけなので、まだまだプロっぽく見えるかと言えば物足りないかと思いますチューアセアセ

 

 

この後さらに

“描き込み”を入れる事で、

よりクオリティ高く見せることが出来ると思いますので、

 

次回はそちらについて説明して参りたいと思います!!ウインクキラキラ

 

お楽しみに~!!ニコニコ音譜

 

 

また次回!!