ど~も~、みなみです!
担当さんから、ネームのお返事は少しゆっくりめになりそうとのご連絡が来たので、この夏はブログを頑張っちゃおうかなぁと思ってるみなみですっ!!
もちろん旦那の引っ越しやらアシ仕事もあるからアレだけれども
出来る限りがんばりますね~
さてさて!
前回はベクター線の基本的な特徴をお伝えいたしました!
なんと言っても、ベクターは
“線を描いた後に微調整がきく”という部分が最大の特徴かと思いますので、
今日は、実際にベクター線をどこでどうやって操作できるのか、についてお伝えしていきますね!!
「交点消し」等、消しゴムに関することは、
消しゴムツール・ツールプロパティ内の「ベクター消去」にチェックを入れることでできると前回お伝え致しました…!
これね
それ以外の、
線をつまんだり、
線の幅を変えたり、
線のストロークを描き直したり…といったことは、
ツールパレット内の…
(おそらく)一番下!!
「線修正」ツールの中に色々入ってます!!
その「線修正ツール」の中に…
ホラホラ、色んな機能があるでしょ?!
私自身も全部を使いこなしている訳ではありませんが、よく使う便利なものを一通り解説していきまーす!
※ちなみに、機能によってアイコンのデザインも違うので、ツールパレット内の表示ももしかしたら
こうだったり
こうだったり
こうだったりするかもしれませんが、まぁこんな感じの表示のが「線修正ツール」だと
覚えておいてください~!
では早速紹介して参りましょう!!
取りあえず、今回は私が最も使っているツール…
線幅修正ツールから!!
これですね
これはその名の通り、「線の幅を太くしたり細くしたり、後から自在に調整ができるツール」となっております!!
今回は試しに…
適当にベクターレイヤーに直線ツールで描いた、これらの線の太さをいじくってみたいと思います!
それでですね…このツールを使う前にまず、
目的に応じてこれらの項目だけは確認してください!!↓↓
ツールプロパティを見てもらって、
線を太らせるのか、細らせるのか、一定の太さにするのか…
その辺りをまずここにチェックを入れて指定します!
※私は、上二つの「指定幅で太らせる」「指定幅で細らせる」をよく使っています!
チェックを入れると、「指定幅をいくつにするのか」を指定する数字及びバーが出て来ますので、
お好みの幅を設定します!
※最初はどの位の数値を入れればいいか分からないと思いますので、実際にやってみて調整、でいいのではと思います
それとね、あともう一つ…!!
ツールプロパティの中の、
「線全体に処理」にチェックを入れるのか入れないのか…
ここ結構重要になります!!
入れるか入れないかで、もはや別機能と言える位に起こることが変わってきますので…!
どう変わるのかを見て頂きたいので、まず試しに…
チェックを入れた状態でやってみましょうか!!
「線全体に処理をする」ということですね!!
よいしょ。
ハイ!ではこの状態で…
この線のこの辺りを「ちょん」とタッチしてみましょう~!!
よいしょ、と!
お!!触れた線が全体的に太くなりましたね…!!
こういう風に、「線全体の太さを調整したい!」という時は「線全体に処理」にチェックを入れるのが正解です
一方…
「ち、違うんだよ!!私がやりたいのは、一つのストロークの線の中で、太い部分と細い部分を作ってメリハリを付けたいんだよ~!!
」…という場合、あると思います…!!
(むしろ漫画を作画する場合、そういう需要の方が多いのでは、と思っております!)
そういう場合は、「線全体に処理」のチェックを外して頂いて…!!
よいしょ!
先程と同じように、この線のこの辺りをちょんっとやってみましょう…!!
すると…!!
おおぉ!!ホラホラ、分かる?!
線が部分的に太くなるの!!
調子に乗って今度はこの辺りを「細らせる」にしてちょんってやってみようか?!
すると……ホラホラ!!
今度は部分的に細くなったよ~!!
そう!!このように、「線全体に処理」のチェックを外した状態で線をちょんちょんすることで…
同じストロークの線の中で強弱のメリハリを自在に付けることが可能になるのです!!
太さ・細さの程度も、さっきの「指定幅」の数値を変えることで自在に調整できるよ~
「デジタルだと線の強弱が思ったように付けられない!」
「3D素材で線画抽出したはいいけど、線のメリハリなさすぎ…」
「線のストロークそのものは上手く描けたけど、強弱だけ調整したい…!描き直してみて同じストロークで線が引けるか自信がない💦けど上から線を重ねて汚くなるのもイヤ!!」
そんなお悩みは…
この機能でほぼ解決出来ちゃいますよっ!!
うちの液タブは特に強弱に対しての感度が今一つなので、これはもう必須機能の一つとなっております!!
あ!ただ一点注意事項が…!
今回は、直線ツールでも比較的キレイに強弱がつきましたが…
場合によっては、直線ツールの線を細くした時に、なーんかギザギザしちゃって綺麗な抜きの線にならない事もあります
こ、こんなイメージ?!
なので、なるべくだったらパース定規等を上手く活用して、それに沿ってリアルGペン等のペンツールを使うことを推奨します
よりキレイな抜きの線になるよ~
ちなみに……
一応、「線幅修正」機能そのものは、以前のバージョンアップの際に、ベクターレイヤーだけでなくラスターレイヤーでも使えるようになっております!!
どうしても線画はラスターで描きたい…という方も、この機能を使えます!
ただ……個人的な感想を言わせて頂くと、
ラスターだと太さの反映のされ方がベクターよりも極端にされてしまう場合が多く、なかなか痒い所に手が届き辛いような印象を受けております><
なので、やっぱり繊細な微調整を求めるのであればベクターで描く方がいいんじゃないか…と個人的には思っておりますが🤔💦
とは言え、この辺はお好みなのでね
これからしばらくベクター線トークを続けていきますが、その中でベクターレイヤーの魅力を正しくお伝えできればいいなぁ…と願いつつ
「ベクターレイヤー、今まで敬遠してたけど使ってみようかな」という方が増えたら嬉しい!!
あんまりまとめて書くより分けて書いた方が分かりやすいと思うので、今日の記事はここまで!
引き続き、ベクター線の操作の仕方についてお伝えして参りま~す
お楽しみに!!
また次回!!