おはようございまーす、のんです。
お腹が減りました。
でも作るのがなぁ面倒だなぁ。
人生ってやることが多すぎる。
今朝いろんなハムスターブログさんを見回ってた。
キンクマが沢山いる。
キンクマ可愛いなあ。
キンクマ飼いたいなあ。
でも私にとってのキンクマは、中国で飼ってたあの二匹だけだ。
嫌な亡くなり方をしたわけじゃないけど初めて飼ったハムスターだったし、
子供だからすごく直向に大切にしていて（ハムスターにはいい迷惑？）
抱いて外に連れて行ったり、いっぱい触りまくったりして、
思えばあの頃が一番自由にハムスターを可愛がってた。
今は
これはハムスターのストレスかな？とか、
これはハムスターの体によくないかな？とか、
色々考えてしまっていて、
「飼育」
はしているけど、
「愛玩動物」
としての楽しみ方みたいのはあんまりない。
ハムスターが健康で、生き生きと、自分の生活をしているのを見守ってる感じだ。
これはこれでとっても楽しいけど、
やっぱり何も考えずにハムスターを弄繰り回していたあの頃とはちょっと違う。
そういう自由な気持ちで飼っていたハムスターがキンクマだったから、
なんとなく今でもキンクマを買おう！っていう後押しみたいな、
活性化エネルギーみたいな、
そういうのがない。
と、いうわけで。
前置きが長くなってしまいましたが、１５年前、私は中国に住んでいました。
親の仕事の都合での長期滞在というやつで、
結構楽しい子供時代でした。
が。
日本人が少ないので当然友達も少ないわけです。
うちの両親は基本的に
動物は嫌いじゃないけど、動物が家の中にいるのは嫌い
という人種なので、それまでペットといったら金魚か虫しか飼ったことがなかったのですが、
子供心に
今ならねだれる！
と思った私。
寂しいから動物がほしいよー＞＜。
と両親におねだりしました。
両親は人が好いので
分かった＞＜ｂ
と言って自由市場に連れて行ってくれました。
自由市場っていうのは露店が密集している市場で、
名前の通り自由になんでも売っています。
そして、定価がありません。
全てのものの値段は交渉で決まるわけです。
たとえばハムスターを５万円で買って帰る人もいれば（これは騙されてますが）
２０円で買って帰る人もいます。
フリーダム中国。
当時の中国には、キンクマしか出回っていませんでした。
なぜなのかは分かりませんが、ハムスター＝キンクマって状況だったと思います。
竹の籠の中に、露店の屋根から吊るされて売られているんですね。
もちろんチップとか新聞紙なんかは一切ないです。
他にもうさぎやらなんかよく分からないトカゲやら、
モルモットやらネズミやらが沢山いましたが、
母親がハムスターが一番飼いやすそう。と思った。という理由で私はハムスターを手に入れました。
お店の人はいい加減で、
母が何を食べるのかと聞いたら、
キャベツかな
と言っていました。
キャベツだけｗ？
って感じですが、それしか言われなかったので、キャベツをあげていました。
でも常識から考えてなんか変だなと思ったので、
ぱさぱさになったご飯とニンジンも上げていました。
申し訳ない食生活だったと思います。
しかも、どんな場所で飼っていいかも分からなかったので、
大きな青いゴミバケツの中に新聞紙を敷いて飼っていました（しかも裂いたり千切ったりしない）。
親様も手伝ってくれればいいのにと思いますが、
ハムスターに興味がなかったので全ては私に一任されていました。
掴むときも上からむんずと手掴みにしてました。
触りたいときだけ出して、
散歩はさせなくて、撫でくりまわしていました。
ちゅーとかしていました。
子供って怖いですよねぇ。
もちろんハムスターはバケツの底を食い破って脱走しました。
当時は秋で季節がよく、
ハムスターのバケツをベランダに出していました。
２匹のハムスターはベランダに脱走しました。
我が家は１１階でした。
２匹ともベランダから落ちました。
ハムスターがいなくなったことに気が付いた私が地上に降りて行ったら、
一匹は植え込みの中で冷たくなっていました（多分ショック死）。
でも、一匹は気絶していただけで生きていました。
どっちも死んでしまったと思っていた私はどっちも普通に腕に抱いたので、
気絶していた方は意識を取り戻し、
腕から飛び降りて慌てて逃げていきました。
親様も巻き込んで一晩中探しましたが、見つかりませんでしたねぇ（当たり前）
これが私のハムスター飼育の第一歩だったわけです。
やあ、懐かしいな。
終わり。
やっぱキンクマ飼いたい…＞＜！！！