★小説「ディスティニー・アンダーグラウンド」13の38 | ★ツイ恋:BLロック王子小説「ディスティニー・アンダーグラウンド」ブログ(別ブログで更新中)

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過去に傷を持つ美貌のロックギタリスト・遠藤麻也(まや)はボーカリストの恋人・日向 諒(ひゅうが・りょう)と東京ドームに立つが…●閲覧者さまの性別・恋愛嗜好不問♪
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結局この日は決定打が出ず、いくつかの候補の中から、


翌日にみんなで選ぶことになった。


おおかたの作業を終えると、麻也は諒の耳元に、


「…先に寝てて。遅くなるかもしれないから。」


と囁くと、諒の返事も待たずにバッグを取り上げ…たところに、須藤が話しかけてきた。


「諒さんはこれからまっすぐ帰るんですよね?


そしたらさっき話したベッド、早速持っていきますよ。」


これには諒も麻也も驚いたが、事務所のみんながどれだけ心配していたかがわかって、すまなくなった。


申し訳なさそうに麻也が、


「遅いのに、いいの? 須藤さん…」


「ええ。その方がこっちも助かるんで。」


「じゃあ諒、悪いけど、俺の分も受け取っておいて。


須藤さんも鈴木さんもありがとう。社長にもとりあえずお礼をお願いします。


じゃあすみません、俺はこれで…」


と言い置くと、麻也は小走りでドアを出て行った…


その背中を見て諒は、


(何だろう? 何かウキウキしてたみたい…)


響子の話が本当だったら、と諒の胸は痛む…

 

 

 

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