親父の背中 (その2) | 月のねこさんのブログ

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なんとか、トラックの運転手になった父。

父の両親は末っ子の行く末を案じ、トラックの運転手よりはと大型二種免許をとってバスの運転手になることを勧めた。



¥費用は親に出してもらい自動車学校へ通い始めたが、運転技術はともかく学科が苦手だったため、だんだん行きたくなくなり、終いには一緒に通っていた知人とケンカしてやめてしまうナゾの人



そんな頃お見合いの話があり、父は「親の顔を立ててくれ」 と云われて見合いを承知した。乗り気だったわけではない。




お見合いの席に、スーツ姿でバイクにまたがりやってきた自転車  一同、あ然。




デートでも、バイクの後ろに横乗りで母を乗せ、颯爽と家の前でUターンした拍子に母を振り落とし、母は川に転落した。 これで、よく父と結婚したものだと思う。・・・誰か反対してくれればよかったのに。




見合いから4ヶ月、めでたくはてなマーク結婚。


だが、挙式したという年月日と実際の入籍日が2年以上違う。


これって、子どもが生まれる前にあわてて籍をいれたんじゃないのか?だって、入籍日は兄の誕生日の3ヶ月前だぜ!






結婚したあとも長距離トラックに乗っていた父。


ある日、相方(当時2人組みで交代しながら運転していた)が、「次に○○で止まったら交代な」と言った直後、おばあさんをはねてしまった。


幸い大怪我には至らなかったし自分の責任でもないが、小心者の父は長距離トラックの運転を辞めた。




その後、家を空けなくて済むという理由で土建会社に勤めるが、この頃から酒の量が増えて酒乱の本領を発揮し始める。


そして、私たち一家は、普段は存在感の薄い、酒乱の父が巻き起こすの数々の騒動に、恥ずかしくて上をむいて歩けない日々を送ることになる。本人まったくのお構いなし・・






「父が酒飲んで暴れるので隣家に避難しました。」とか、「父が大酒飲んだ時のために母親がキッチンに薪(まき)木を隠し持ってました。」なんて家、そうはあるまい。




本人は頑なに「覚えていない」を繰り返すが、警察から「道路で寝ていました」とか「車で電柱折りました」とか、電話がかかってくる家族の身にもなって欲しかった。


母も、その度によく身柄を引き取りに行ったものだと思う。




まだ続く(笑)