いつか書きます・・と言っていた、私の父のお話。
以前書いた「柿ピーの思い出」「一秒と一秒の間」などにも少し登場しますが(^^;)私は「親父のようになってはいけない」と心に誓って生きてきました。
父は私たち兄弟にとって、かなり困った人物だったから‥。
父は道路が舗装されてないほど山奥の農家に、6人兄弟の5番目として生まれたそうですが、土砂崩れに遭い弟が亡くなったので、実際は甘ったれの末っ子として育ち、それがあの無鉄砲というか破天荒というか・・とんでもなく人騒がせなことをしでかす素養となったのかもしれません。私達には「勉強しないと後悔するぞ」と言っていたけれど、本人は勉強が嫌いで高校を中退し、何を思ったか東京の某有名作曲家のところに歌手の卵として弟子入りしたらしい
‥
いきなり田舎から出てきた青年を、ありがたくも弟子にしてくれたその師匠のところでは、
当たり前だが弟子と言っても歌とは程遠い下働きからはじまった
・・が元来甘ったれの根性なしなので続かない。
2~3ヶ月くらいしたところで、師匠に短い置手紙を残して、夜行列車に乗り田舎に逃げ帰る。
やめた開放感か逃げ帰る気まずさか、父は鈍行列車でゆっくりと帰ってきた。
置手紙を見た師匠が心配し、当時電話がなかった父の実家に電報を打った。電報が届き大騒ぎになっているさなかに、父が帰って来たものだから、皆にこっぴどく叱られたらしい。
歌手の道をあっさりと諦めた後、父は大型免許を取りトラックの運転手になった
ここまでは、まだまだ序の口ですが
続く
