先日予告したお話を書きたいと思います。
怖い話が苦手な方、体調の悪い方は
スルーしてくださいね👻
先週、母のところにお客さんが泊まっていました。
お客さんと言ってももう20年以上の付き合いで
台湾からのお客さんです。
その方は京都の大学に留学生として来ていた人で
一時期、母の家でも生活していたことのある人。
母の家を出てからの出来事か
母の家に来る前の話か分かりませんが
留学時代に借りていたマンションが
幽霊マンションだと言うのです。
京都の幽霊マンションと言えば
怪談好きの方の間では有名なお話ですが
(映画化されています)
そのマンションとは全く違うマンションです。
その方は霊感が強いそうなのですが
インターホンが鳴り、出ても誰も居ないことが
しょっちゅうあったそうです。
その方だけではなく、そこに住む住人の
間でも同じ現象が起こっていました。
でも姿を見た人はいなかったそうです。
ある日、「誰!?」と言って
ドアの覗き穴?から見ると坊主頭の男性が
いたので、ドアを開けるともう居ませんでした。
あまりにも気持ちが悪いので大家さんに
別の部屋が空いたら部屋を変えて欲しいと
お願いしたそうです。
彼女の見た人のことを話すと、
「あぁ、あの人だわ」
と心当たりのある人物がいたそうです。
彼女の前に住んでいた人のところに
遊びに来ていた坊主頭の男性が
帰りにマンション前で交通事故に遭い
事故死していたのです。
亡くなったのはマンションを出てからなので
事故物件ではありません。
でも・・・
大家さんにしてみたら、幽霊マンションなどと
騒ぎになっては困るとお坊さんを呼んで
お経をあげて貰ったそうです。
運良く同じマンションの中で空室が出て
彼女は別の部屋へ移りました。
その後、彼女の住んでいた部屋に2度
何も若い夫婦やカップルが入ったのですが
救急車を呼ぶ騒ぎが起こったそうです。
亡くなったかどうかは不明ですが、
彼女が住んでいた後に引っ越して来た
二世帯どちらもが救急搬送されているのです。
搬送されたのは男性か女性か分かりませんが
まだ若いのに。
彼女曰く、「あの部屋に住むと病気になる」
そうです
お坊さんのお経は効果が無かったのでしょうか。
結局は大家さんの決断で、その部屋は
誰にも貸さないことになったそうです。
おそらく、交通事故と言うのは突然のことで
本人もアッ!と思った時には遅かったり
気づかない人もいると思うんです。
なので自分が死んだと分からず
彷徨い続けてしまった。
亡くなったのはマンションを出てからだけど
知人の部屋に戻ろうとしているのではないか?
と、私は思うのです。
マンション前で亡くなった方が
部屋が分からなくなり
複数の住人のインターホンを押したのではないか?
この時期は寒暖差も激しくボーッとして
しまうことがあったり
古傷の痛む時期でもあるので
特に気をつけなければと思いました。