日本に戻って来てから
いろんな人のブログを拝見して
クラレンス・クレモンスさんの訃報の記事を目にしました
１８日、フロリダ州パームビーチの病院で死去
６９歳…脳卒中で倒れ入院していたとのこと
スプリングスティーンとクレモンスの事については
いっぱい書かれているので
僕がいまさら書く事ではありませんが
これからもうスプリングスティーンのライブには
クレモンスのサックスの音が響かないのかと思うと
残念でなりません
今はまだ、他の人のサックスでは聞きたくありません
だって１９９９年再結成ライブ以降
クレモンスのサックスはヨレヨレでしたが
それでもＥストリートバンドには不可欠！
みんな笑いながら許してましたもんね(笑)
みなさん書かれていますが
ブルースとＥストリートバンドは一心同体
誰ひとり欠けても
スプリングスティーンの音楽にはならないような気がします
「明日なき暴走」のジャケ写以来
みんな二人のツーショットを追い求めました
特に、１９７８年フェニックスで収録したプロモライブ映像
「ロザリータ」での二人の絡みは最高です
そういえば８５年ころ
友達の下宿に遊びに行った時
スプリングティーンの話で盛り上がり
その友達がクレモンスのＬＰを出してきて
熱く語っていたのを思い出します
ハーモニカホルダーをぶらさげ
ぷかぷか吹きながらギターをかき鳴らして歌うのが
ディラン的と言うならば
ロックバンドにサックスを入れて演奏するのが
スプリングスティーン的と言えるでしょう
スプリングスティーンの音楽が好きか嫌いかは別として
８０年代日本の音楽が
スプリングスティーンに影響を受けていたのは
まちがいありません
浜田省吾、尾崎豊、佐野元春、渡辺美里
…みんなソニーの人たちばっかだけど(笑)
僕にとって
一番スプリングスティーン的であり
それを上手く自分のものにして
さらに昇華できたのはこの人だけ
あれ、スマイリーよりダッシュ山下さんの方がクレモンスらしいなぁ(笑)