だしぬけに気温が引っこ抜かれて風邪をひきそうですが、どうにか耐えております。

9月の目玉行事の一つに中国東方航空の神戸就航があり、「32Nが集められる!!」と首をA346の如く伸ばして待っていたところ書類手続きに時間を要するとかで就航は延期に。就航時期は未定とのことで、これからどうなるのかもわかりません。

 

さてそこは東方航空に頑張ってもらうとして、知り合いの方から「78Rが来ますよ!」と教えていただき伊丹へスクランブル。

78Rというのはここ数年死語になりつつありますがロングインター機の運用を指しています。

全日空のロングインターは相当コトが周り回らないと国内線運用には入らず、まして伊丹に運よく回ってくるなどということはまあそうそうないわけですね。

 

ですがこの日は運良くやってきました。

雨でしたが、天気などこの際関係ありません。

幸い急がなくても出発時刻前には到着できました。

787-881 JA806A

787就航初期の暫定国内線運用時もロングインターはその対象ではなかったので筆者はこれを伊丹で見たコトがありませんでした。

ようやく見れて感無量です。

天気は快方に向かいつつありながらも回復しきれませんでした。しかし降雨がなかったのは幸運で、ここへ光線がなんだという条件を持ってきたら...そうですね、それが叶う頃には筆者は天国で天寿をまっとうしている頃でしょうね(第二天国行こうとしてる?)

 

787のアンコリの専門家がいらっしゃればお聞きしたいのですが、彼らのアンコリは暗くなると自動(?)でモードが切り替わります。通常は点灯→消灯を繰り返しますが夜には点灯→微点灯となり消灯しません。

これがどういう仕組みなのかわかりませんが、今回も胴体下が暗かったからか下ACLのみ夜モードでした。

上の写真でも上ACLは消灯、下ACLは微点灯のサマが見て取れます。

 

この日は本当にこれしかネタがなかったのでここで撤収しました。

 

少し時系列は戻り、フルリペ適用後長らく逃げ惑っていた52ANが回ってくるとのことで仕留めに出かけました。

天気はイマイチでしたがやむをえません。

737-881/WL JA52AN

今年の5月にフルリペが適用されたJA52AN。復帰初日にたまたま羽田で居合わせたことで運を使い切ってしまったらしく、以降原田で頑なに出会えずフルリペ調査にも支障がありましたが今回ようやく捕獲。

にしてもこの頃は順調にフルリペが増え、ただのリペは減ってきましたね。

 

ほとんどの人はこれをネタとは捉えていなかったみたいでギャラリーはまばら。

んーさみしい限り。スペースが狭くないのは悪くないのでs...ん!!!この音は!!!

 

DHC8-Q402NG JA465A

あゝ寂しく佇む筆者からこぼるる涙を吹き飛ばさんばかりの堂々たるQ400がBランへ回ってきたではありませんか...!!

あなかしこ、神聖なひとときを楽しませてもらi..楽しませていただきました。

 

CL600-2C10 JA14RJ

今年に入ってやっと定期的に会えるようになった結び丸は目の前でタッチダウン。

 

737-846/WL JA308J

日航738ではなかなか遭遇率の低い308J。ドメ738のレジ集めで最後の最後まで残った機体がこの機体だったので思い出深い1機です。

 

ちなみにこの日はなぜか真横の撮れていなかったJA79ANも狙いにしていました。

79ANの到着時刻が近づく頃、なぜか頭上を恐ろしく低い機影が通り過ぎました。

 

....はあ..??

本日のありえない、R/W14発動。真横再履修に一番向かない運用がスタートしました。いや、レアなのでいいんですが、このタイミンギはちょっと困ります。あ、79AN降りちゃった。😕

 

 

 

さて日を改め、今度は新たに第三次フルリペを適用された85ANを狙うべく伊丹へ赴きます。

そしてその日になんと海上保安庁の一群が来ているとの投稿を見かけ、ついでに見ていくかあと伊丹へ向かいます。

 

737-881/WL JA60AN

この機体も4月かそこらでフルリペを喰らってからは羽田で見かけたきり。ようやっと伊丹での再履修が叶いました。

 

737-881/WL JA85AN

お目当ても降りてきました。JA8*ANに第三次フルリペ適用は思えば初ですね。第二次なら2機いますけどもね。

今済南に送られているJA83ANが第三次フルリペ適用だと予測していますが、あたればむしろ従来塗装の方が少数派になってしまいます。

 

Falcon2000 JA573A

ファルコンはAランから逃げてしまいました。

管制は「Hold short of R/W32R」というような独特な言い回しを使ってましたね。伊丹では誤侵入防止の観点から「Hpld short of stop line」という言い方をしていましたが、逆に独特ゆえ負担になるという声もあるそうでその一環なのでしょうか。

筆者は伊丹で管制の基本を見て学んだのでそれが普通に感じますが、他空港ではない言い回しなんだそうです。

 

G-V JA500A

ガルフはBランに回ってきました。筆者はずっとG-VというモデルをG550の別称だと思い込んでいました。

なんというか、EC225でものは同じでも途中からH225に変わったみたいな、あんなのだと思ってたんですね。

ところが製造番号とかを調べる過程で「あれどうやら別物...?」という疑惑が生じ、とうとう別物であるコトがわかりました。

窓の数も違うそうで、これからはG-VとG550はきちんと区別しなければなりませんね。もちろんG-IVとG450も別で、なんというか新しい学びを得ることができた反面、ありとあらゆるところに「G-V/G550」という謬見を書き連ねてきたことを思い返すと恥ずかしい限りです。常に自分の知識は疑ってかかるべきですね。

 

H225 JA701B

ヘリは特に型式間違いが起こりやすい分野なので怖くて仕方ありません。

つい先日までH155とAS365N3は同じモデルの販売名称変更だと思っていたものが胴体設計はもとよりローターの枚数まで変わっているとのことですっかり面食らってしまいました。そういえば書店には「ヘリワールド」という各モデルを網羅した誌がありましたね。あれを買うべきかもしれません。

で、このH225は未捕獲のJA701B。イーストバウンドだったので綺麗には撮れませんでした。

 

A321-272N JA145A

32Bはよく139Aとかを引くのですが、珍しく145Aを引きました。

しっかり順光で再履修完了です。

 

CL600-2C10 JA14RJ

1本の記事で同じ機体の同じところからの同じシーンを紹介するのもなかなかないですね。

てなわけでまたオムスビがBランにおりました。

 

737-881/WL JA79AN

数日前に14降りとかいう前代未聞の逃走劇を見せた79ANは周年で光線を味方に真横再履修。

まだ何機か撮り直したい738はあるので機会を見て見に行きたいところ。

 

最後は85ANの上がりを、降りと違って晴れたために回収しに行きます。

標識が重なっていますが比較用の真横なのでよし。

本日のありえない、なんとここでカメラがフリーズ。

真横は見事にカメラが上の空の状態になってしまったのです。

SDカードにはこの後真っ黒の1枚が残されています。

 

再履修の壁、運用と天気を合わせるだけでも一苦労なのにトホホ、カメラのフリーズやランチェンとも格闘しなきゃいけないとは...

 

85ANの真横自体は降りで撮れているから(これだから上がりでいいや、なんて慢心を捨てて降りを回収しておくべきなんですよね)良かったものの、上がりはお預けになってしまいました。

 

さあ次はいつになるかなあ..

 

少し不完全燃焼な部分はありましたが、収穫もあるのでそれには感謝しながら伊丹を後にしました。