勢力拡大中の韓国新興LCC、AeroK。
国土面積に対して極めて会社が多く(それは日本もか)そして新しいエアラインができては撤退(そして復活)とめまぐるしいなかにあってなにがどう功を奏したのかもはやわかりませんが堅実に路線を拡大しているところです。
そして新たな就航先として計3日の短期間ながら神戸への就航が実現したのでした。
色々あって今回はうち2日目のみをピンポイントで見に行くことにしました。
事前の運用パターンに基づいて機材を予測、捕獲対象だったので出撃確定です。
あいにくの曇天の中を神戸へ向かいますが、荒天を引き寄せるいつものアレで雨が降り始め、風も強くなってきました。
やがて定刻と大差なくエアロKがTWRに入電しますが、この時点で風は西から20G24ktとテイルすぎて09に降りるのは不可能な天候。パイロットも慣れない空港なので慎重そうにリードバックしながらダウンウインドへ。
やはり外航は高めにサークリングをやるものでぐるりと回ってきましたが、風の具合もあったのかだいぶファイナルの右側へ。と、思うが早いか吹き荒れる風雨の中をゴーアラしていきました。
しばらく待って再び進入。今度はしっかりサークリングを決めましたが…
A320-214 HL8563
吹き付ける雨にレンズが滲みまともには撮れませんでした。
他のトラフィックも全くこの日は撮りませんでした(カメラが濡れる)。
今度は出発を狙いデッキへ行きますが…
雨は止んだものの、これがまぁ強いんですわ風が。
ブレてしまうので駐機中の機体に対してありえないくらい連写、その中からブレ無しのカットを選ぶ羽目になりました。
背後の吹き流しが風の加減を唯一伝えてくれています。
タキシングすらブレるかフレームアウトするかもしれないという際どい状況でしたが、なんとかいただくことができました。
特に狙い目もあとはなかったので上がりを見届けて撤収。このごろは徳を積んだ甲斐あって晴れの日はすこぶるいい天気に恵まれるようになったのですが、ダメな時はダメですね。てるてるぼーずでも持ち歩こうかしら。
さて、別日ですがふとFR24 を眺めていると昼のJX台中便に同社の32Qで唯一未捕獲で残っていた機体がアサインされているのを発見。早速仕留めに向かいます。
A321-252NX B-58201
数年前の福岡で1機だけ回収できていたJXの32Q。関空線のレギュラーではないのでそこから2年以上のブランクがありましたが4月の神戸国際化初便で2機を仕留め、これを皮切りにようやく本格的なレジ集めがスタート。5月に3機、6月に6機を集め、この1号機のみが未捕獲で残りました。タイミング悪く重整備に入っていたみたいで2ヶ月間はもどかしい期間が続きましたがなんとか8月中に回収しきり晴れて全13機の捕獲が完了。外資系では異例のスピードでのフルコンプを達成です。
会社単位で見ても359はラス1、339は再履修が1とフルコンプに近づいてきているので今年のうちに達成できればな、と思っています。
ちなみに32Qは今1機が組み立て中とのことで(*)こちらもデリバリーされ次第早めに集めておきたいところ。
*...余談ですが台湾の民間航空はレジ番の最後が4になるのを忌番的に避けていたとしか思えないほど4で終わる機番がありません。が、スターラックスは全く気にしていないようでどの機種も4で終わる機体があります。なのでこの新造機もB-58214になるのかもしれませんね。
AS365N3 JA10KC
ユーロコプターでテストを行なっていた北九州消防のドーファン。いい音のヘリですね。
普通ヘリ目的で遠征とかはしない性分なので地元でこういった各地のヘリが見られるのは贅沢だなあと思います。