2018年の登場からじわじわ勢力を拡大しつつある全日空Q400のマイナーチェンジ塗装機。
各機比較してみると、2μmくらい興味深い事象が浮かんできます。
・JA460A 尾翼ペイントエラー現象
どういうことか説明する前に、まず更新後の460Aをご覧いただきたい。
あんまり違和感ない気がします。460Aは更新3号機なのでそれより前に更新された2機からJA841Aを参照します。
更新初号機のJA841Aは尾翼の「ANA」タイトルを少々下げた位置に移動させています。もちろん2号機JA844Aも同様です。
現時点で最終更新機のJA847Aも同様です。
ちなみに未更新機の尾翼としてJA858Aを参照すると、VOR/LOCアンテナにAの文字が掛かっていないのがわかります。
それでもってJA460Aを再び参照したらば更新塗装ながら尾翼のロゴは旧来の位置を維持していることになります。
理由は不明ですが、最初の2機から時間が空いたことから誤って旧来のステンシルを使ってしまった可能性もありますし、なんらかの意図をあったことも考えられます。いずれにしても4号機以降は全て下げ位置に戻されたことから、結局初期2機の仕様に合わせていくことにしたみたいです。
余談になりますが、エコプロになったJA461Aも新塗装ベースなのでIOJタグを除いてカーゴドアへの"ANA WINGS Q400"タイトル記入とレジのイタリック化を行い、当然尾翼のロゴも下げ位置にされています。
役に立たない予感しかしませんが、更新順の機番です。
更新順 |
機番 |
更新時期 |
1 |
JA841A |
2018.08 |
2 |
JA844A |
2019.09 |
3 |
JA460A |
2022.08 |
4 |
JA843A |
2023.01 |
5 |
JA846A |
2023.07 |
6 |
JA461A |
2023.11 |
7 |
JA847A |
2024.01 |
今後の機体に変化があるかどうか見ていくのも楽しいかもしれません。