前回の出撃から丁度1ヶ月、関空に727が降りていることがわかりました。

冷静に書いていますけども実に大事件でありまして、特筆すべきは100型なのであります。

過去数回飛来しているとはいえ、レアビジターなことに変わりはありません。

 

とりあえず関空に到着。

着いてすぐシールドされたA320を確認。捕獲対象の匂いがしたので撮ってみると…

A320-251N JA215P

ヤハリ新造機でした。まだ運用にはついていませんが、あと数日で運用入りしそうです。

なおこの機体でピーチフルコンプまであと1機。こちらの機体は4出撃連続で夜まで関空に戻らぬ運用に当たり、捕獲困難機材認定です。

 

その後、一路消防署横へ。

 

727-21 VP-BAP

まず、このショットは脚立に登らせていただいて撮ったもの。それがなければこの防音壁が被りますので、登らせてくださった方、本当に本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。

そして、始めてみた727はめちゃくちゃカッコよかったです。

この後は一旦渡へ移動し、行き交う機体を抑えます。

 

737-85N/BCF B-5111

消防署までの道中P/Bした山東カーゴ。

なかなか全景がクリアに撮れないのが難点です。

 

A320-214 JA826P

バクナン終了、ノーマル化していました。

 

A320-214SL HS-VKC

ウワァオが常連だった朝のタイベトはこの日A320での運航。代わりにA321が昼に入りました。

 

A330-243F B-LNW

もう一つのオメアテがマスコット。エアラインは元よりA330F自体初見でした。

 

737-8AS/WL HL8306

ティーウェイのポケモンがやってきました。ご縁が今までなかったのでこれは珍しいもんじゃと撮っていたら、どうやらスクートもポケモンが向かっていることがわかりビビり散らかします。筆者は思い立って韓国キャリアのレジ集めも始めてみたワケですが、ティーウェイは737-800が残り9機と、もう少し時間がかかりそうな模様です。

 

787-9FX A6-BLI

10月から関空に就航したエティハド。夕方ではなく日中到着ということで、夏ならもう少し順光なカットが狙えるかもしれません。

ただSTARが改訂されるとなると夕方光線右頭しか撮れないので夏までにその辺の計画がどうなるか注視していきたいところです。

 

A320-232SL B-1851

褪色が目立つ天津ですが、レドームと右ENGインレットカウルが西部航空のものに交換されていました。L1ドア横の海南グループロゴも赤文字の機体や赤字に文色文字の機体もいて案外バリエーションがあるのが天津ですね。A330はパタリとこなくなっってしまいましたが、かっこよかったのでまたきて欲しいところ。

 

A330-941 B-58902

JXは何とわずか1ヶ月の期間限定のピンクリボンを投入。登場した時点で絶対取れないと思っていたのでこれにはびっくりです。

 

A321-271NX B-KKB

最近登場した新塗装機が飛来しました。NXは2機が在籍し、A321ceoはB-LEFのみが新塗装となっています。現役機でいえばこのLEFを撮れば香港シャトルの321ceoはフルコンプですがラスイチからが長いんですよね…😅

787-8 HS-TQF

マジでずっと見たかったTGの788をようやく捕獲。788は美しい機体ですが、そこにこの塗装はかなり似合っています。見惚れてしまい真横はブラしました🙄

思えば全日空の鯖塗装と塗り分けは似てるんですね。

A320-251N JA28MC

APUにやられていますが7Gのneoも初捕獲。関空には主に夕方にしかこないため、綺麗に撮るのは難しいですね。

787-912 9V-OJJ

この日ほぼ1年ぶりに関空飛来が実現したスクートのポケモン。こちらも撮れないだろうなーと思っていたので大変嬉しい副産物でした。

A320-271N B-326H

北京に向け出発して行ったHO。この便にはA320neoの充当率が高いので、スペマにぜひきてもらいたいところです。

A321-251NX B-329Q

この日の長龍は19th Asain Games Hangzhou 2022 スペマが充当。既に終了した大会のPRだけに押さえておきたかったので回収。ただ中国のこの手のスペマは長生きなことも多く、この機体も製造後1年少しなことを考えるともう少し残りそうな気はします。

340B-SAR JA8952

海保のサーブはまさかの鹿児島族でした。もともと関空の953A,954Aは鹿児島組のレジ下3桁と連番になるようになってるんですね。

スカイビューの閉館間際、そして日没間際に姿を表したのは本日のメインディッシュ。機体のツヤはもとより上品な紺色や美しい曲線が夕日で際立ち一同ひたすらにシャッターを切ります。目からの情報量も過多ですが甲高いエンジン音に聴覚も心酔。

ホールドすることなくラインナップすると、甲高い音と低音が混ざった、いかにも飛行機な音を轟かせて走り出しました。

我々新参者にとっては飛んでいるところはもちろん、動いているところ、いや、姿すら見ることが叶わないと思っていた727(しかも100)が目の前で離陸しているのであります。喜びは十分に致死量でした。筆者も始めて手をワナワナさせながら撮りました。

日本に大きなフィーバーを巻き起こした727はいかにもな黒煙を残して夕焼け空に吸い込まれて行ったのでした。

 

導入当時は夢のジェット機と謳われた727。地方空港のジェット化という夢を運んできた革命者が、60年近い時を経て「もう見られないと思っていた」「生きているうちに見られるとは思っていなかった」「一度は目にしたい」...という新参のファンの夢を乗せて、あるいは久しく見ていなかったという古参のファンの「久しぶりにもういちど見たい」という当時とは違った夢を乗せてやってきたことに、いささかの意味の変質を伴いつつも、何年経っても夢を運びつづける飛行機なんじゃないかと思った次第であります。