このブログの中の人の1人は何故か今海外におりまして、日本の季節のご挨拶ができない悩みがあります。

 

という前置きはさておき、今日は久しぶりの鉄。阪急7000系は製造から30年が経った1998年頃からかなり車両更新も進んできました。阪急電鉄では車両リニューアル時に前面顔のデザインを変更することが多く、時期によって差異があるためたくさんの種類が存在するのです。今回はそれらを全てご紹介します。

 


1、第1次RN(1998-2000)

7001、7003、7006F

image

こちらが第1弾の更新仕様で前面の変更はなく車椅子スペースや扉開閉予告チャイム等の設置が行われました。初期は必要最低限だけの更新工事に留まっていたようです。

 

 

2、第2次RN(2002-2003)

7000、7002、7004F


前面の変化はないものの、車内は大きく変わり場所によって化粧板の濃淡に差をつけています。2001年からリニューアルが始まっていた5000系の更新内容と近いものになっており、これ以降の阪急の新造車やリニューアル車の基本となりました。

 

 

3、第3次RN(2009-2010)

7007、7008F

image

こいつらが出てきた時には腰を抜かすほど驚いたのを今でも覚えています。もう他形式じゃないですかこれ。貫通扉の窓は大型化され、種別行先表示器もLEDに変更されました。9000系リニューアルとも呼ばれています。

image

車内も仕切りの設置や9000系に準拠したLCDの設置など大きくリニューアルされました。


 

4、第4次RN(2011)

7009F

image

こいつが出てきた時もかなり驚きました。7007や7008のリニューアル内容はどうしたのだと。予算尽きたのかと。

 

前面は変更されず車内のみの変更となりました。また7010・7020Fで行われたLCD設置はされずLED案内表示器が設置されました。

 

 

5、第5次RN(2013-2014)

7010、7020F

image

このままじゃ良くないと思ったのか今度は何故か車番だけ移設するという変態仕様が登場します。面白くて好きですがどういうデザインセンスなのでしょうか。

 

車内に関しては再びLCDが設置されました。

 

 

6、第6次RN(2016-)

7011〜7015、7017〜7022、7027F

image

これが現状最新の更新タイプで第5弾と同じく車番移設はありますがその分貫通扉の窓を下げデザインのまとまりを出しています。またこのリニューアルから制御装置も1000系に準拠した交換が行われています。

 

車内には1000系と同型のLCDが設置され7021Fからは車内灯が暖色系統に変更されています。


 

7、京とれいん雅洛(2018-)

7006F

image

こちらは京都線の観光列車「京とれいん雅洛」用として神戸線から改造転属の上、誕生した列車です。前面部には6300系を思わせる金帯がつけられ、一般車両との差別化を実現しています。

 

 

もっと細かく見ればさまざまなタイプになるのですが今回はこの辺にしておきます。近々動画も制作する予定ですのでぜひチャンネル登録してお待ちください(急な宣伝)。