『娘さんはおそらく心の深いところでじわーっと不安があったんだと』
『娘さん時間がかかるかもしれないですね』
と言われた。優しい人柄が伝わってきたので、不快な感じは全くなくて、でもショックで泣いた。
そんな不安があったのか?と…学校に行けなくなるくらい?
振り返ると兆候はあった。
小2の秋、急にまつ毛を抜くように
どうやら授業中に抜いてしまうらしく。
バサバサあったまつ毛がスカスカに
驚いて眼科に行くと
あっさりと『抜毛症』ですと言われた。
『えっ?何それ?』
友達との関係もトラブルなく学校の行事も楽しそうで、授業は手を上げるようにもなっていて…
当時の担任の先生からも
『自然体でとても良い存在なんですよね』とか言われたりしてたのに?
すぐに担任に相談して、先生の近くの先に移動させてもらい、落ち着きを取り戻した感じになり、まつ毛も元に戻ってきた。
3年生に上がる時は、クラス替えが不安になり朝になると吐き気がして3日間休みが続いた。
その都度付き添い登校をして、上手く環境に馴染んでいるようにみえた。
小3の1学期は一度も休む事なく登校した。
そして、小3の夏休み明け、不登校が始まった。
不登校になってから、SNSの情報を読み漁り、アメバで知り得たカウンセリングを受けたり、HSCの本を読んだりして、娘はHSCにぴったり当てはまるんだなあと認識した。
ならば、学校という場は本人にはあまり意識していなくてもストレスがかなりかかっていたのだろうと思う。
本人いわく学校は
★授業がダラダラと長いのが苦痛
★同じ事を繰り返すのがほんとに嫌だ
★算数はとくに嫌い
★自由時間が短すぎる、子どもの気持ちをぜんぜん分かってない!!
(不登校になりたての時は言っていた)
学校勉強は普通レベル。
おそらく強制的にやらされる感満載の学校スタイルが合わないタイプだったのと、
HSCの繊細な部分が集団生活と合わなかったのかもしれません。
学校は地獄ー!と言っているのに、行かせる事は出来ないとわりとすぐに受け入れられたけど、学校以外の場所があるのでは?と思った。
(ママは切り替えが早いんだわ)
でも、娘の気持ちはそうではなかった…
フリースクールに面談行ったり、ネットで不登校児向けの学校とか調べたけど、娘はそんな気持ちは全くなくて。
フリースクール無理なら、ママとどこか行きたいと思うところ、やりたい事やろう!
と誘ってみた。
猫and犬カフェ、夜の散歩、遊園地、図書館、おばあちゃんの家、などなど
時々、私の友達が飼っている犬の散歩にも同行させてもらった。(←これは本当にありがたかった)
気が向けば色々な場所に一緒に出かけた。
それなりに楽しんでいたと思う。
笑顔もみれていたし。
でも、年が明けて2024.1月半ばから
外に出るのも嫌がるようになった。
寒くなったせいもある?誘っても全く外に出なくなった。
車と電車は匂いがダメ!と言う。
本人がそういうのだから、無理やり出すわけにもいかず…
家にずっといるっていうのが、何ともストレス溜まるというか、これでいいの?
と思ってしまう。
私はわたしで、自分の機嫌をとってやっていくしかないんだな…と。
娘は好きな漫画、ゲーム、YouTube、時々イラスト描いたりで毎日過ごしてます。
家ではご機嫌な娘。
世間の常識とは違うけど、家族仲良く平和にやっていくのが、幸せに繋がる…よねと思うようにしてる今日この頃。
いつか、一緒に楽しく外出したいなぁ。
〜つづく〜
家でできる趣味が欲しいなと、デジタル難民な私ですが、
YouTube開設しました。
娘との日常記録です。暇つぶしに良かったら覗きに来て下さい