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2024年の初観劇は、梅田芸術劇場で上演された新作ミュージカル『LUPIN』でした
脚本・演出は、ヅカファンならばよくご存じの小池修一郎先生。
こういった系統の脚本・演出は、本当に小池先生、お上手です
あっという間にストーリー&音楽が展開され、一本物ミュージカルを観た!と初回の観劇から、大満足
冒険活劇ロマンらしく、痛快で楽しく気軽に観れる作品の一つでした
そして、音楽は、ドーヴ・アチアさん
この方の曲は、一度聞いたら忘れない、独特の曲の雰囲気があります。最初に私が認識したのは、やはりミュージカル『1789』だったでしょうか。その後は、宝塚花組『CASANOVA』でしょうか。
ロックテイストもありつつ、耳に心地よい軽快なリズムと音階?は、なんだか、ワクワク、体が自然に動いてしまいますね~(あ!実際に観劇中に動いたらダメですよ
絶対禁止です
)
主演の古川雄大くん
ついに!私の中では、等身大で演じることが出来る今の古川kunにピッタリなお役に出会えたのではないでしょうか?
スタイル良く、かっこ良く、颯爽として、それでいて、コミカルな部分もある怪盗紳士アルセーヌ・ルパン🎩
私だけかもしれませんが(笑)ルパンといえば、日本アニメの方がよぎるのですがあの”方”とは、全然イメージが違います
当たり前ですけどね…。古川kunのファンの方、ごめんなさいねー
古い記憶があっていれば、宝塚でも、演目ありましたよね?
たしか、大和悠河さん主演だったような。実は、リアルには見てなくて、お写真だけで見た気がしていますので、今回のと比較はできないのが残念スカステ
であるかな?
とにかく、古川ルパンの演技、身のこなし方、マントさばき(もしかしたら、強力な教え手さんがいたとは思いますが)ダンサーとしての魅力満載の古川ルパン
これは、観た人は、すぐにでしょ。
それぐらい、今の古川kunにしかできないお役だと感じました。
きっと、ご本人も、カーテンコールの盛り上がりからしても、すごくのびのびと満足のゆくルパンを演じておられて、とても充実して、さらに毎日、楽しいんだろーなと想像できました
クラリス役の真彩希帆chan
もーね、こちらは、余裕の演技。今回は、宝塚時代の娘役経験が充分に生かされた立ち位置のヒロインのお嬢様役
主演ルパンに寄り添いつつ、独りの場面では、しっかりと堂々と場をもたせ、かわいらしいお嬢様そのものでした。
歌はいうまでもなくお衣装もバッチリ着こなされ、やはり、さすが宝塚女優だなーと改めて感じました
カリオストロ伯爵夫人の柚希礼音kunと真風涼帆kun
今回は、あえて”君”付けで
この役は、小池先生、直々の理想キャストだったのでは?と感じるぐらい、お二人とも、ハマってた気がしました。
男装の麗人?いえいえ普通に”男役”でしょ
それも特に真風kunは、ほぼ、現役男役といってもいいぐらい、そのまま
お二人とも、さすがに男役を長年してこられたため、やはり、燕尾服やズボンを着ると、立ち居振る舞いが、自然に大きくなるのでしょーね
古川ルパンと一緒に踊っても、遜色ないのが、素晴らしい
お声も、もしや、普通の男性よりも低いのでは?と思うぐらい、普通に”男爵”だった
クラリスと居るときなどは、もう、ココは、宝塚大劇場ですか?と思うぐらい、普通に、良いコンビでした
違いといえば、伯爵夫人の時の演技が、さすがに、柚希さんの方が、少し女性らしさが出ていたような気がしました
イジドール役の加藤清史郎kun
いわゆる明智小五郎小説に出てくるような少年探偵の役。
こちらは、テレビではもちろん拝見していましたが、あの”子役”が、あんなに成長してたとは
しっかり、歌って踊って、演技して、お上手でした
特に、声量がすごくよく通る声で、ビックリしました。
舞台を所狭しと、走り抜ける感じが、また少年らしく、役に合っていた気がしました
ボーマニャン役の立石俊樹さん
出てきたときから、いかにも怪しげな裏の顔ありの役の雰囲気
どこかで、お名前をお見かけしたと思えば…。この俳優さんは、『エリザベート』ルドルフ役をされていたのですね
今回、お髭をつけておられたので、全然気づきませんでした
存在感ある大人の男性役で、印象に残りました
ガニマール警部役の勝矢さん
『LUPIN』の中で、この方が出てきたら、自然とホッコリしてまう警部さん。なんか、緊張感あるはずなのに、なぜか、フンワリしてしまう雰囲気を醸し出している勝矢さん。
出てくるたびに、色々と期待してしまったのは私だけでしょうかー(笑)加藤kunとの掛け合いも、シャーロックホームズ役の小西さんのとのワチャワチャ感も、とても楽しかったです
シャーロックホームズ役の小西遼生さん
『怪盗ルパン』の中に、シャーロックホームズ??ちょっと混乱しました。これが脚本の醍醐味でしょうか。
お衣装のおかげで、シレッと舞台に入り込んでおられて、色々と考えるとややこしくなるので、この際、何も考えず
観劇しましたシャーロックホームズといえば
の定番の謎解き?も盛り込まれていて、面白かったです
レオナール役の章平さん
カリオストロ伯爵夫人の部下の役ですが、すっごく強面なのかと思ったら、なんかちょっと抜けてる?そのバランスが観ていて面白かったです😂
でも、伯爵夫人一筋なのは、ちゃんと伝わりました
この『LUPIN』は、さすがに小池先生要素がいっぱい詰まっていて、過去の小池作品を観た人は、色々な場面を思い出されたのではないでしょうか
ちなみに私は、ラストシーンのドタバタは『スカーレットピンパーネル』
古川ルパンの可愛い👸変装シーンは『アポロンの迷宮』古川ルパンの飛行(笑)のシーンは『ポーの一族』とか思い出しました
それから、この作品、本当は、宝塚で上演する予定だったのでは?と思えるぐらい、外部ミュージカルというより、構成が宝塚演出依りな気がしたので、もしかしたら、逆パターンで、いつか宝塚でも上演されるかもしれないなーと思い、脳内配役妄想が広がってしまいました
とりとめのない感想ですが、お付き合いいただき有り難うございました🙇
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