巣鴨へ行ってきました。
都電庚申塚駅で降りて、巣鴨地蔵通り商店街へ向かいました。
おばあちゃんの原宿と聞くので、年配の方がわちゃわちゃいるのかと思ってたのですが、思ったより人通りがなく、息子と、寒いから外出しないのかもね、と話しながらブラブラ。
最初に肉まん
貧乏性なもので、東京は物価が高いなと思った次第。
赤い靴下、下着など赤いものだけ売ってるお店を2軒ほどみかけ、亡き母を連れてきたら喜んだだろうな~と思いました。
ネット情報で塩大福が美味しいということで、並んで購入。
高岩寺(とげぬき地蔵尊)の隣にあった広場で、ベンチに座っていただきました。
若いカップルも二組くらいいて、お年寄りだけじゃないんだな~と思いました。
「おばあちゃんのあんこのほうが美味しいかも」
と息子の感想。(お店の人ごめんなさい💦)
亡き母が聞いたら、喜んだだろうな。
こんなに母のことを思い出すとは、ひょっとしてついて来てたのかな?
母はよくぼた餅やあんこ餅を作ってました。
灯油ストーブであんこをよく練ってて、木杓子でかき混ぜて手伝った記憶があります。
私の長男はあんこが好き、というのが母の中では定番になってて、家に行くと、包む暇がなかったから、とあんこだけ持たされることもありました
凝り性で、一回作り始めると、しばらくはそればっかり作る。
いろいろ美味しく作るには、と研究するのが好きだったみたいで、私が子供のころ、自称「ふくらかし饅頭」にはまってて、饅頭を膨らますのにいろいろ苦心していたようです。
学校から帰ると、発酵中の白い饅頭がテーブルにズラッと並べられてることがよくありました
そのお饅頭に敷く、正式名称はわからないのですが、「だんごの葉っぱ」を山に取りに行かされてました。ハート型の葉っぱで、あれは何だったんだろう?
いつの間にか「ふくらかし饅頭」は作られなくなっていきました。
私が大人になって、あの「ふくらかし饅頭」が食べたくなり、母に聞いたところ、どこそこのパン屋さんのイーストを使わないとうまくふくらまないとのこと。もうパン屋さんがないのか、手に入らないから作れないとのことでした
たぶんイーストもあれこれ使ってみたんでしょう。
その「ふくらかし饅頭」の中に入っていたあんこも美味しくて、考えてみたら、家族に食べさせるために、40年以上、あんこも練り続けてたんだなあと思います。
母のことだから、あれこれ工夫を続けていたに違いなく、孫に「おばあちゃんのあんこの方が美味しいかも」と言わしめたのかもしれません。これはあくまでも個人の感想、好みの問題です。
帰省すると、ぼた餅がズラッと並べられてたこともあったなー。
美味しいって褒めると、調子に乗ってしばらくはそればっかり作る(笑)
ちょっと空気が読めなくて、たまに変なことを言っちゃう人でしたが、楽しいことが大好きで、でも苦労を見せない人でした。
おっと、あんこで脱線してしまった💦
散策に戻ります。


このあと駒込駅方面まで歩き、お煎餅屋さんがあったので購入
