巣鴨へ行ってきました。


都電庚申塚駅で降りて、巣鴨地蔵通り商店街へ向かいました。


おばあちゃんの原宿と聞くので、年配の方がわちゃわちゃいるのかと思ってたのですが、思ったより人通りがなく、息子と、寒いから外出しないのかもね、と話しながらブラブラ。


最初に肉まん


390円。

貧乏性なもので、東京は物価が高いなと思った次第。


赤い靴下、下着など赤いものだけ売ってるお店を2軒ほどみかけ、亡き母を連れてきたら喜んだだろうな~と思いました。


ネット情報で塩大福が美味しいということで、並んで購入。


高岩寺(とげぬき地蔵尊)の隣にあった広場で、ベンチに座っていただきました。

若いカップルも二組くらいいて、お年寄りだけじゃないんだな~と思いました。



「おばあちゃんのあんこのほうが美味しいかも」


と息子の感想。(お店の人ごめんなさい💦)

亡き母が聞いたら、喜んだだろうな。


こんなに母のことを思い出すとは、ひょっとしてついて来てたのかな?


母はよくぼた餅やあんこ餅を作ってました。

灯油ストーブであんこをよく練ってて、木杓子でかき混ぜて手伝った記憶があります。


私の長男はあんこが好き、というのが母の中では定番になってて、家に行くと、包む暇がなかったから、とあんこだけ持たされることもありましたガーン


凝り性で、一回作り始めると、しばらくはそればっかり作る。

いろいろ美味しく作るには、と研究するのが好きだったみたいで、私が子供のころ、自称「ふくらかし饅頭」にはまってて、饅頭を膨らますのにいろいろ苦心していたようです。

学校から帰ると、発酵中の白い饅頭がテーブルにズラッと並べられてることがよくありました笑い泣き


そのお饅頭に敷く、正式名称はわからないのですが、「だんごの葉っぱ」を山に取りに行かされてました。ハート型の葉っぱで、あれは何だったんだろう?


いつの間にか「ふくらかし饅頭」は作られなくなっていきました。

私が大人になって、あの「ふくらかし饅頭」が食べたくなり、母に聞いたところ、どこそこのパン屋さんのイーストを使わないとうまくふくらまないとのこと。もうパン屋さんがないのか、手に入らないから作れないとのことでしたショボーン

たぶんイーストもあれこれ使ってみたんでしょう。


その「ふくらかし饅頭」の中に入っていたあんこも美味しくて、考えてみたら、家族に食べさせるために、40年以上、あんこも練り続けてたんだなあと思います。

母のことだから、あれこれ工夫を続けていたに違いなく、孫に「おばあちゃんのあんこの方が美味しいかも」と言わしめたのかもしれません。これはあくまでも個人の感想、好みの問題です。


帰省すると、ぼた餅がズラッと並べられてたこともあったなー。


美味しいって褒めると、調子に乗ってしばらくはそればっかり作る(笑)


ちょっと空気が読めなくて、たまに変なことを言っちゃう人でしたが、楽しいことが大好きで、でも苦労を見せない人でした。


おっと、あんこで脱線してしまった💦


散策に戻ります。


高岩寺

前の人が二礼二拍手一礼してて、ん?


どれがとげぬき地蔵尊なのかわからず、「洗い観音」洗った所が良くなるご利益があるらしい…の横に立ってらっしゃったのがそうなのかな?
「洗い観音」の方は、タオルを持った人たちが行列を作ってたけど、その横は行列も何もなし。
なんとなくお地蔵さんを写真に撮るのははばかられ、撮りませんでした。

このあと駒込駅方面まで歩き、お煎餅屋さんがあったので購入

なんだか食べるのに罰が当たりはしないかと不安になるのは私だけ?
帰ってからちゃっかり食べましたけどてへぺろ

商店街の端まで来たようだったので、庚申塚駅まで戻ろうとしてたのですが、まだ時間があったので、この前買った「東京さんぽ地図」を見て、著名人のお墓がたくさんある、染井霊園に行ってみようということになりました。

つづく