2012年 マイベストラノベ10選 | self-complacency

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ライトノベルの感想を書いてました。

新年あけましておめでとうございます。
このブログも当初から随分趣旨を変えて来ましたが、現在は基本的にライトノベルの感想を書くところに落ち着いております。
アクセス数を見るにさほど読者がいるとは思えませんが、今後は自分中心ではなく、見に来た人がもっと楽しめるような記事を書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
 
ということで、2012年に読んだライトノベル10選の記事を書いてみようかと。
この手のベスト記事を書くのは初めてだから勝手がいまいち分からない。けど頑張って書きます。
2012年に出版された作品を極力優先してはいますが、それ以前のものも含まれているのであしからず。
 
1.羽月莉音の帝国 10 (ガガガ文庫)/小学館

¥660

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見事な完結でした…!圧倒的スケールにただただ驚くばかり。経営から政治まで、その裏には別の真実があるということが描かれている。勉強になる部分も多いので是非お勧めしたい。オンボロの部室から始まった革命部の活動があそこまで大きくなるなんて予想できなかったなあ。

 

2.ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー (電撃文庫)/アスキーメディアワークス

¥599

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マネーを賭け、ペアを組んで戦うゲーム、WWWM(ウィザード&ウォーリアー・ウィズ・マネー)。スラム街から這い上がってきた主人公、皿次は盗みに入った家の少女、陽月とひょんなことから関わりをもってしまう。そしてなぜかペアを組んでWWWMに出場することに。初めはバラバラだった二人がだんだんと絆を深めていく様が見ていて微笑ましい。あとは何より、ゲームでの戦いが熱くて楽しい。

 

3.ゴールデンタイム5 ONRYOの夏 日本の夏 (電撃文庫)/アスキー・メディアワークス

¥536

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大学生らしい生活の描写もありつつ、恋愛もありつつ。サークル活動(おまけん)しているシーン好きだなー。どこか上手くいかないこの作品。万里が幸せになる未来が見えないのは僕だけですかね・・・・・・
 

4.やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。6 (ガガガ文庫)/小学館

¥660

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ぼっちも悪くない、そう思えるほどに八幡がかっこいい。ただ、読んでいるとあるあると共感しながらも傷を抉られる…(笑) まちがったやり方でも他人のために動けるのって僕は素敵だと思うよ。6巻の面白さが半端じゃなかった。

 

5.デート・ア・ライブ6 美九リリィ (富士見ファンタジア文庫)/富士見書房

¥630

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毎巻出てくる精霊が可愛いからみんなもそれを愛でればいいと思う(真顔)

 

6.俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)/アスキー・メディアワークス

¥620

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クライマックスに向けて盛り上がりは最高潮。どんなラストを迎えるのか、非常に楽しみです…!あやせたんぺろぺろ。

 

7.ノーゲーム・ノーライフ1 ゲーマー兄妹がファンタジー世界を征服するそうです (MF文庫J)/メディアファクトリー

¥609

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天才ゲーマー兄妹である空と白が、ゲームで全てが決まる異世界に召喚される。そして空白兄妹が他の種族たちをゲームで破り最弱の種族である人間の国を救っていく。今年発売の新作で一番面白かった!魔法等の特殊能力を使える者たちを相手に、自分の身体一つで勝つなんて普通は無理だろう。でもそれが出来てしまう、そこがこの作品のすごいところ。榎宮さんの頭の中はどうなってるんだ……と思わず読みながら唸ってしまう。

 

8.も女会の不適切な日常1 (ファミ通文庫)/エンターブレイン

¥630

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3巻で完結させたのは正解だったと思う。1巻発売当初、ネット上でも結構話題になっていた気が。表紙詐欺というかなんというか、一見普通の日常モノに見える所がまたタチが悪い(褒め言葉) 蓋を開けてみればキャラが死ぬわ死ぬわ。でも見所は他にも色々あるので、そこは是非読んで確かめて欲しい。

 

9.問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て (角川スニーカー文庫)/角川書店(角川グループパブリッシング)

¥630

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現在は4巻まで読了済み。十六夜の強さとかっこよさに目を惹かれる。箱庭世界のギフトゲームも謎解きあり、バトルありの盛りだくさんな感じで、読んでいて飽きない。黒ウサギはもっといじられるべき!

 

10.アニソンの神様 (このライトノベルがすごい! 文庫)/宝島社

¥650

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直球の青春バンドモノ。読み終わった後にすごく清々しい気分になる。アニメ好きな人なら読了後、「アニソンってやっぱいいなあ」と感じると思います。

 

 

自称至道流星クラスタの僕としてはこの作品に触れずにはいられない。今後の期待を込めて、最後に紹介しておきます。
 
大日本サムライガール 1 (星海社FICTIONS)/講談社

¥1,365

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大手広告会社、蒼通で働く織葉颯斗が街中で街頭演説をする少女、神楽日毬と出会ったところから物語は動き出す。己の政治思想を実現するためには自ら政権を奪取するしかない。そう考える日毬を颯斗は、そのためにはまず自分という存在を大きくしなければならない、と説得する。そこから導き出した手段がアイドル。日毬はアイドルとなって人気を獲得し、政権奪取を狙うことを決意する。。

右翼のアイドルとか斬新すぎる。誰もやらないような、ある意味でライトノベルらしくない話を書くのが至道流星らしさであり、持ち味だと思う。3巻の時点ではまださほど政治的立ち位置は強くない。しかし今後は目標実現に向けて大きく動いていくはず。またスケールの大きな、手に汗握る展開になることを期待しています。