2012 夏季アニメ 総評 | self-complacency

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ライトノベルの感想を書いてました。

夏季終了アニメ

「氷菓」
総評・・・75点

「アクセル・ワールド」
総評・・・95点

「ゆるゆり♪♪」
総評・・・75点

「人類は衰退しました」
総評・・・85点

「境界線上のホライゾンII」
総評・・・100点

「織田信奈の野望」
総評・・・90点

「TARI TARI」
総評・・・100点

「DOG DAYS'」
総評・・・80点

「貧乏神が!」
総評・・・95点

「夏雪ランデブー」
総評・・・70点

「じょしらく」
総評・・・85点

「ココロコネクト」
総評・・・95点


まとめ

こうして振り返りながら改めて見ても、やっぱり夏季は豊作だったなーと思います。
ライトノベル原作のものが特に多くて、個人的にはそれも楽しめた要因の一つなのかも。

AWは2クールを通して、その世界観を強く残していったと思う。リアルでは冴えないいじめられっ子のハルユキ。しかし、加速世界では唯一の飛行アビリティを所持するシルバークロウとして、勇敢に敵と戦っていた。その姿はすごくかっこよかった! 是非とも二期があるといいなあ。余裕があったら原作も読みたい。

ホライゾンはもう安定の面白さとはっちゃけ具合でしたw 原作まだ途中までしか読んでなくて、5話6話くらいから若干分からなくもなったけど、それでもめちゃくちゃ面白かった…!! 緊迫感のある戦いを描きつつもそこにギャグ要素を入れて雰囲気を壊さない。川上先生だから出来るというか、こういう風に話を書ける人って中々いないと思う。
三征西班牙や英国との戦い、メアリの救出とアルマダ海戦、とどれも良かったな~。最後の二代とぎんさんの会話の食い違いっぷりには笑った(笑) あと下の方向にも本気出しすぎだろうw

ココロコネクトはアニメ放送以前から原作の存在は知っていたものの、手に取ることはありませんでした。しかし、放送されたアニメを見てその見方が大きく変わりました。「なんだこれ……おもしれぇ……!」って毎話終わる毎に言ってた気がする(笑) あのEDへの入り方は秀逸すぎて、そりゃあ鳥肌も立つってもんです。「人間の心」を丁寧に描く物語、制作陣と声優の力もあってすごく面白くなっていたと思います。今では原作にもハマって楽しく読んでおります。

信奈。アニメ化も波に乗って、GA文庫頑張ってるなー。絵のクオリティが半端ない、作画崩壊とか見当たらなかったもん。
戦国の歴史、というか歴史自体全般的に知らないんだけど、すごく楽しめた。江口くんの演じた良晴がかっこよかったです。かな恵ちゃんの信奈もかっこ可愛い感じで素晴らしい。出てないキャラの顔見せは二期フラグですか? ですよね!?

人退はまさしく独特の世界観って感じ。可愛いようせいさんが意外と現実的というか黒いことを言う、というギャップが良かったです。ブラックユーモアってやつ?
「ガガガの作品がTVアニメになったー!」というだけでもすごく喜ばしい。スタートとしては充分すぎる面白さだったかと。ようせいさんのあの喋り方も中々流行ってますし。

じょしらく。所謂ギャグアニメはあまり好きではない方なのですが、じょしらくはかなり楽しめました。時事ネタとか割と危険なブラックネタとかそういうのはズルいw 権利とか良く大丈夫だったな…(笑)と度々思ってた。これが久米田先生のワールドなのですね。

貧乏神が!はキャラも個性的でギャグの部分も面白かった。市子みたいな上から目線な強気キャラを演じる香菜ちゃん好きだなあ。映像も綺麗でサンライズさんパネェ…!としみじみ思いました。集英社繋がりだから出来るパロネタもあったり。デスノのシーンはマジで吹いたw

TARI TARIは、将来ずっと愛されていって欲しい。そんな思いを抱くような、素晴らしい作品でした。
来夏、和奏、紗羽、大智、ウィーンの五人が出会い、仲を深め、共に部活動に励んでいく。青春しすぎて眩しいくらいだったな。みんながそれぞれ抱えているものを受け止め、乗り越え、一歩ずつ先へと進む。そしてラストの文化祭へと向かっていくわけですが、もう何も言うことないですね。全てのエピソードが文句なしに素晴らしかったです。白祭で合唱部のみんなが歌うシーンは最高に輝いていました…!
素敵な作品を見せてくれた制作者の皆様に感謝です。本当にありがとうございました!(*´ω`*)