「ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド」 感想 | self-complacency

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ライトノベルの感想を書いてました。

ソードアート・オンライン〈2〉アインクラッド (電撃文庫)/川原 礫
¥620
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クリアするまで脱出不可能のデスバトルMMO『ソードアート・オンライン』に接続した主人公・キリト。最上階層を目指す“攻略組”の彼以外にも、様々な職業や考え方を持つプレイヤーがそこには存在していた。彼女たちはログアウト不可能という苛烈な状況下でも、生き生きと暮らし、喜び笑い、そして時には泣いて、ただ“ゲーム”を楽しんでいた。“ビーストテイマー”のシリカ、“鍛冶屋”の女店主・リズベット、謎の幼女・ユイ、そして黒い剣士が忘れることの出来ない少女・サチ―。ソロプレイヤー・キリトが彼女たちと交わした、四つのエピソードを、今紐解く。
 
時間は遡って短編の話が四つ、という内容。
【黒の剣士】
ビーストテイマーの少女、シリカがペットのピナを生き返らせる為に頑張る。
【心の温度】
鍛冶屋のリズベットがキリトの剣を作る為に必要な金属を採りにいく。
【朝露の少女】
突然キリトとアスナの前に姿を現した謎の少女ユイ。彼女の身元を探るべく、二人は始まりの街へと訪れる。
【赤鼻のトナカイ】
キリトが月夜の黒猫団に所属していた当時の話とクリスマスイベントの話。

キリトがとにかくその強さで持ってして、SAOの中で困っている人を助けていく。
主人公らしくて良いとは思うけど、個人的には同じパターンで飽きが…。
てかみんなキリトのこと好きになってるじゃないですかーやだー!
続きかと思ったら過去に遡った話で、ちょっと残念。でもまあそこら辺の
経緯、今までの出来事も描かれていないと内容が薄くなってしまうのかなという気も。
今巻ではシリカの話が一番面白かった、というか感動的でした。
今回アスナはあまり出て来ませんでしたね。ヒロインだから今後はもっと活躍があると思いますが。
それにしても、クラインは本当にいい奴だなー。
全体的に話が重いのは、そういうものだから仕方ないんですかね。慣れるしかないっぽい。
あとはabecさんのイラストが良かったです、ドラゴンとかかっこよくて。