「安全な生徒指導を考える会」主催のZOOMシンポジウムの案内です。

 

    

 同会は、指導死(不適切な生徒指導をきっかっけに児童生徒が自殺をすること)の遺族でつくっています。

 

 

 次回のシンポジウムは5月14日14時から17時までの予定。

 お話をするのは、福井県池田町で指導死事件が起きましたが、その遺族と担当弁護士です。

(町では、「中学校生徒自死に係る報告書」の概要を公表しましたが、現在では、再発防止策だけがHPにアップされています。 https://www.town.ikeda.fukui.jp/.../kos.../1284/p002381.html )

 

 

 2017年3月14日、福井県池田町の池田中の2年生の男子生徒が自殺しました。亡くなった生徒は「聞いていた人が身震いするくらい怒られていた」と言われるほどの叱責をされていたといわれています。調査報告書でも、「関わりの深い担任、副担任の両教員から立て続けに強い叱責を受け、精神的なストレスが大きく高まった」などと指摘されています。

 

 遺族は県と町を相手に国家賠償訴訟を起こしていました、2022年3月12日、福井地裁で和解が成立しました。責任を認め、和解金を支払うことで決着しました。

 

 シンポジウムの参加費は500円。

 

申し込みは、フォームから(申し込み受付後、決済方法が送られてきます)。

https://docs.google.com/.../1FAIpQLScW2MA9LgznEL.../viewform

 

 

 

「安全な生徒指導を考える会」は、2010年に策定された「生徒指導提要」(生徒指導の基本書)が改訂されることに伴い、「生徒指導提要の改訂に関する有識者会議」に対して、要望書を提出しています。

https://www.mext.go.jp/.../168/siryo/1422639_00011.htm

 なお、他の団体が「子どもの権利条約」の視点を入れることを要望していました。

https://www.mext.go.jp/.../168/siryo/1422639_00006.htm

改訂案では、不適切指導の文言や、子どもの権利条約のことが入りました。

https://www.mext.go.jp/.../168/siryo/1422639_00010.htm