明日は、北海道立高校吹奏楽部指導死事件の控訴審の第1回弁論です。地裁では、原告の主張する事実について、裁判所はほぼほぼ否定しました。その上で、顧問の対応は不適切でも、不法行為でもないと判断されました。しかし、事後対応として、自殺に関するアンケート調査の原本を学校側が破棄した点は不適切として、一部勝訴となっていました。



吹奏楽部パワハラ自殺訴訟 事後対応の一部は不適切とするも、顧問の行為はパワハラとせず 自殺との因果関係もなしと判断 #BLOGOS https://blogos.com/outline/375599/



遺族側は判決不服として控訴しました。その控訴審を傍聴するために北海道へ。



この裁判についても、「ルポ 平成ネット犯罪」の第4章「ネットいじめと生徒指導」の中で書いています。ネット・コミュニケーションをめぐっての指導が絡んでいるために取り上げています。