今日の講演では、データをわかりやすくしようと大雑把すぎた数字を出したのは失敗でした。元の数字が手元になく、うまく答えられませんでした。聞いていた人がいたらごめんなさい。

 

 ‪一方で、勉強になったことがある。ある居場所の取り組みをしている人と話をしたが、以前は関わった中で自殺をした子どもたちがいたが、行政とつながってから、自殺する子どもいなくなった。これはネットワークがうまくいった可能性がありながらも、リスクが高い子どもが寄ってこなくなったのでないかという仮説を聞いた。

 

 リスクが高い子どもたちは、支援者のニオイがすればそこをすり抜けるし、行政などの相談窓口には不信感がある。だからリスクの高い子ども寄ってこず、自殺する子どもと関わっていない。そんな見方を話してくれた。事業が安定するために行政とつながることは必ずしも悪いことではないが、リスクの高い子どもたちはそこから離れるというジレンマがあるんだなあ。‬

 

 それに、座間事件が会った後に、10人目になりたかった人たちがいることにショックを受けていたようだ。そういう子どもたちの層と最近は接していないということだったが、上記にあるような理由なんだろう。私の取材はそんな人たちが多いから、びっくりする居場所関係者がいたことにびっくりした。

 

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