絆って言うな!絆って言うな!
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 近刊「絆って言うな!」は、21日に見本が完成します。そして27日が配本です。ということは、都内の大手書店では27日の夕方には並んでいる可能性があります。28日には確実?地方の書店はわかりません。

 

 

 ところで、目次を書いていませんでしたね。それは以下のとおりです。

 

 はじめに

 第1章 被災者とは誰のことなのか

  被災地とは、どこなのか?

  メジャー被災地とマイナー被災地

  被災者を分断する支援

  遺族とは誰のことを指すのか

 「濡れ組」と「乾き組」

  震災と自殺

  復興する被災地で拡大する格差

 第2章 崩れゆく被災者同士の絆

  救えたはずの小さな命

  子どもを失った母親は語る

  悲しみの深さは何が基準となるのか

  シングルマザーと震災

  避難生活により増加したDV

  震災で離婚は増えたのか

 第3章 地域復興と翻弄される住民

  役に立たなかった標識

  地盤沈下と冠水の被害

  防潮堤の建設をめぐり混乱する住民

  壊れた鉄道はバスで代用すればいいのか

  被災地復興とスポーツイベント

  減り続ける被災地人口

  国道六号線と住民の絆

 第4章 震災の傷跡とどう向き合うのか

  泥棒と震災

  震災と性犯罪

  大川小学校ーー理不尽な事故検証

  機能しない第三者委員会

  破壊した町役場を保存するのか

  震災遺構ーーなくしたい住民と残したい住民

 第5章 報道の裏側から見えた原発被害

  役に立たない官僚たち

  避難区域が被災者の心を分断する

  あいまいな政策に振り回される住人

  区域を分けて除染すれば安全なのか

  牛の全頭殺処分に抗う

  不安を抱えながら福島に戻る人々

  素人にどう判断しろと言うのか

  被災者の思いを無視して解除された避難指定

  「原子力 明るい未来の エネルギー」から四五年

 第6章 エゴ、震災、そして絆

   高速道路の無料化とボランテティアの分断

   震災五年後の炊き出しボランティアに意味はあるのか

   「福島は制御せれている」ーー根拠のない首相発表

   御用学者と批難される南相馬の医師

   放射線量はゼロベクレルにならない

   地域を分断した避難用の高台建設

   東日本大震災ーー薄れゆく人々の関心

 おわりに