<「ついにやった。」>

 1月27日、愛知県名古屋市昭和区のアパートの風呂場の洗い場で、同市千種区の無職、森外茂子(ともこ)さん(77)を殺害した疑いで逮捕された 名古屋大学1年の女子学生(19)のものと思われるTwitterでは、こうつぶやかれていた。時間は犯行の日昨年12月7日の、17時35分。犯行後の ツイートではないかと思われる。

 日常を失わずに殺人を楽しめることが理想なんだと思うーー。

 こうつぶやいていた女子学生からすれば、一ヶ月は「日常を失わずに」済んだということになるのか。報道によると、女子学生は昨年12月7日昼ご ろ、自室で森さんの頭をおので数回殴ったという。しかし「完全に死んでいないのでマフラーで首をしめた」「遺体を風呂場に運んだ」などと話している。2人 にはトラブルがあった。森さんは女子学生の部屋に宗教の勧誘に行っていた。犯行当日の午前中に宗教施設を訪れている。それらが何らかのトラブルや行き違い を生み、それが犯行につながったのだろうか。

 ただ、殺人願望そのものがあったのでは? と思わせる書き込みがなされている。女子学生の5月12日のツイートでこうある。

<「殺したい」人はいないけど「殺してみたい」人は沢山いる。>

 女子学生のアカウントの元になったのは、2005年の「静岡女子高生母親殺害未遂事件」で使用された毒物の名前「タリウム」だ。その女子高生と同 様に、化学が好き。進学先も理学部で、サークルのプロフィール欄では趣味に「薬品コレクション」とある。自殺願望や自傷癖のある人たちを取材していると、 薬品に興味を持っている人がいたりするが、薬品を通じて、死とシンクロしているのでは? と思うこともなくはない。

 アカウントは「タリウム」のほか「123」という数字がある。これは、日航ジャンボ墜落事故の123便を指している可能性がある。9月3日のツイートでは、

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酒鬼薔薇聖斗を崇拝?「人を殺したかった女子大生」の痕跡を追う
1月29日 東京ブレイキングニュース