5月14日、社会情報学会の関西地区で「フィルタリング再考」という研究会がありました。京都大学文学部校舎で行われましたが、私も講師の1人として参加しました。私の他には、伊藤賢一さん(群馬大学社会情報学部)や竹宮恵子さん(京都精華大学マンガ学部長)が講師でした。

 翌15日、京都では葵祭でした。私としては初めて葵祭を見ました。といっても私が見たのは祭りの後半。上賀茂神社付近の行列と、同神社内での儀式でした。


$てっちゃんの生きづらさオンライン@Ameba

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平穏祈る起源胸に 葵祭・斎王代、金井志帆さん
京都新聞 5月16日(月)11時49分配信

 葵祭の華やかな行列が15日、京都市内をしずしずと行った。祭りのヒロイン、斎王代が腰輿(およよ)に揺られて進み、姉妹で参加した3人は支え合って8キロの行程を歩いた。平安絵巻の優美さに触れようと沿道に詰めかけた観光客、外国からの見学者…。1400年の伝統を誇る葵祭は、今年も人々を魅了した。
 第56代斎王代を務めた同志社大4年金井志帆さん(23)=京都市南区=は、家族の支えを受け、笑みを絶やさず沿道を見つめた。にこやかな表情の中に、東日本大震災の被災者を思う気持ちを込めた。
 「今しかできない」。就職活動の先延ばしを覚悟して大役を引き受けた。東日本大震災後は、平穏な暮らしを祈った葵祭の起源を見つめ直し、役の重みが増した気がした。「笑顔を保ち、見に来た人が元気になれば」と決意して行列の日を迎えた。
 朝、33年前に斎王代を務めた母秀美さん(53)は「気を引き締めて」と声をかけた。京都御所(上京区)で腰輿に乗り込み、祖母の美津江さん(83)手作りの座布団に座った。出発は伯母で第10代斎王代の鈴木保代さん(63)も見守った。
 沿道から声が掛かると、会釈して笑みをみせた。視線が集まり緊張は抜けなかったが、「笑顔」と心の中で繰り返し、清らかなたたずまいを崩さなかった。
 上賀茂神社ですべての儀式を終えると、「多くの方の支えを実感しました。笑顔のままで終えられてよかったです」と話し、家族に囲まれてほっとした表情になった。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110516-00000012-kyt-l26