自殺で親を亡くした子どもたちのサポートをしている団体で、私も関わりのある「Live on」が12月31日~1月1日にかけて、大阪のお寺で「年越しいのちの村」を開催します。

 以下が案内です。

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「年越いのちの村」開催

 自殺で親を亡くした子のサポートをしている団体「Live on(リヴオン)」(代表尾角光美=同志社大4年)では12月31日から翌1月1日にかけて「年越しいのちの村」を実施します。

 年末年始は、福祉や衣装の窓口がストップします。そのため、「死にたい」「消えたい」「眠り続けたい」などと自殺や自傷を考える人にとっては、孤独な時期となります。

 なかでも、家族や親族、友人、知人との人間関係に悩みながら過ごしている人たちにとっては短期間ではありながらも家庭などに居場所がないと感じる季節でもあります。通常では社会的サポートの窓口があるため、ストレスを軽減したり、SOSを発信できたり支援が得られたりします。しかし、年末年始は、こうしたサービスがストップします。

 そこで、私たち「Live on」は年末年始の一泊二日をともに過ごす「年越いのちの村」を開きます。
派遣労働者対策のために「年越し派遣村」が開設されました。「いのちの村」はそのメンタルヘルス・バージョンとなります。孤独を抱き、年末年始(特に、大晦日から元旦にかけて)に1人で過ごしたり
家族や親族と一緒にいるのが辛い方を対象に開催したいと考え、参加を募ります。

 場所は、<日本一若者の集まるお寺>とも呼ばれている、大阪の「應典院」です。

 また、ボランティアも募集します。いずれも年齢や性別などは問いません。ボランティアを希望する方では、特に、医療従事者、心理の専門家も歓迎しています。もちろん、それらに関係しない方でも参加できますのでお問い合わせください。

 なお、「年越いのちの村」開催にあたって、ご寄付も募っております。

 同じ社会で、同じ時代に生きるひとりのひととしてともに「いのち」を生きるためにご理解、ご協力、よろしくお願いいたします。


<実施要領>

日時:12月31日 16時~ 1月1日 12時

場所:應典院、http://www.outenin.com/ 
  「日本一若者の集まるお寺」とも言われ、人々がつどい、呼吸する空間です。
   大蓮寺(宿泊)http://www.dairenji.com/

対象:「死にたい」と思うほどに苦しい、孤独感を抱いていて、年末年始に1人で過ごすのがお辛い方。(※18歳未満は保護者の承諾の必要あり)

参加費:  社会人5000円  学生3000円(宿泊費、食事代)

申し込み方法:事前に申し込みする必要があります(メールか番号かどちらか連絡先に記入)
       12月30日(木)締切

お問い合わせ:m.liveon@gmail.com

<プログラム>(予定)
12月31日
16時 
 受付スタート
17時  
 開村式
 ごはん
 フリープログラム
 (交流できるもの、たのしめるもの
 自由にご参加いただけるメニューを用意しています。)
 年越そば、除夜の鐘つき(應典院には鐘楼があります!)
 生魂神社 http://www.ikutamasan.com/  お参り(希望者のみ)

1月1日
 初日の出(見たい方は生魂さんへ。初日の出スポット♪)
 フリープログラム
 書き初め
12時 
 閉村式 
 解散