覚せい剤取締法違反の罪に問われている、酒井法子被告の初公判が東京地裁で開かれました。私も、傍聴券を求めて地裁に行きました。抽選のためのリストバンドは日比谷公園で配布するという情報は、裁判所の公式サイトで確認し、知っていました。そのため、いつもなら、地下鉄霞ヶ関駅の東京地裁正門側の出口を出るのですが、きょうは、日比谷公園側の出口を出ました。

 私が公園に着いたのは午前10:50分ごろ。リストバンドの配布は午前11:00までと聞いていたので、大丈夫だろうかと思っていたのですが、最終的には時間内に「最後尾」まで並んでいた人たちはリストバンドをもらえたようです。

 しかし、いつまで経ってもリストバンドをもらえない。「時間内に並んだ人」というよりは、「時間内にリストバンドをもらえた人」が抽選の権利になってしまうんじゃないか、と心配になりましたが、一応、全員が権利をもらえたようです。

 ちなみに、並んだ傍聴希望者は6615人。一般傍聴席は20席だったので、競争率は330倍となったのです。雨が降ったためか、予想よりは人数は少なかったようです。

 さて、抽選結果ですが、案の定、外れてしまいました。

 $てっちゃんの生きづらさオンライン@Ameba

 それにしても、古典的な発表です。当選番号が記入されている看板を職員が持っているのです。これは、まるで江戸時代?

 発表になるまでに、周囲を見てみると、いろんな人がいました。

$てっちゃんの生きづらさオンライン@Ameba 
 
 こんなボードを持っている男性がいました。そこに知人のライターFさんが質問していました。

 F「写真撮っていいですか?」

 男性「はい。でも、顔はやめてください」

 F「ファンですか?」

 男性「いや・・・」

 F「それとも・・・」

 男性「ダフ屋ではありません。詳しいいことは言えません」

 といったやりとりがありました。

 また、公園内にいた男性は、職員らしき人にむかって、

 「おかしいだろ。こんなに並ぶの。人を殺したわけではないのに」

 と、まともな内容を言いながらも、酔っぱらっているようにも見えました。

 私の近くで並んでいた人は、

 「この前当たったんだよね」

 と言っていたので、押尾裁判のときの抽選に当たったのかと思っていたら、

 「まあ、60万だったかな」

 と、競馬の話をしていました。菊花賞でしょうか?

  当選番号発表の会場に行くと、裁判をよく傍聴している男性に会った。

 「リストバンド、2つもらっちゃいましたよ」

 私「どうやって?」

 「手首から抜けたんです」

 私「そんな方法が・・・」

 「知り合いの弁護士に『二つもらったら処分されますか?』と聞いたら、『されないでしょうね』と言っていたから、大丈夫かな?って思って」

 みんないろんな方法で傍聴券を求めていたわけですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000508-sanspo-ent

酒井被告に懲役1年6月求刑…判決は11月9日
10月26日15時20分配信 サンケイスポーツ

 覚せい剤取締法違反の罪に問われた女優で歌手、酒井法子被告(38)の初公判で、検察側は26日、懲役1年6月を求刑した。公判はこの日で結審し、判決は11月9日午前11時に言い渡されることが決まった。

 この日午後1時半から東京地裁(村山浩昭裁判官)で開かれた公判で、酒井被告は罪状認否に「間違いありません」と起訴事実を全面的に認めた。

 公判で検察側は、酒井被告が4年前に夫から勧められて覚せい剤に手を出し、月に1、2度の割合で使用していたことを明らかにした。酒井被告はこれを認め、今後の更生のために「夫(高相祐一被告)と話し合い、私としては離婚し」と語り、離婚する考えを涙ながらに訴えた。また今後の生活のため、介護の勉強をしていくとも述べた。