私もかかわっている、フリースペース「SAY」が主催する講演会のお知らせです。

 講演会 「生きづらさと性同一性障害」(仮)

 講師 上川あや(世田谷区議)

 11月15日(日)14~16時。
 場所 世田谷ボランティアセンター(地図

 上川あやさんプロフィール(公式サイトより

1968年東京生まれ。 法政大学経営学部卒業後、都内の公益法人に就職、広報部門スタッフとして5年間勤務。
1995年、男性として働くことから来る極度の心労により体調を崩し、退職。 ホルモン療法など、性別移行の手続きを始める。
1998年、精神科医より「性同一性障害」であるとの診断を受ける。
同年6月、世田谷区へ転居。以降、区内に在住。
2000年1月より2003年5月までTNJ(※)運営メンバーを務め、性同一性障害を持つ人向けの勉強会や交流会、一般向けのシンポジウム開催など、性同一性障害を持つ人々の自助・支援活動に携わる。
2003年4月、日本で初めて性同一性障害であることを公表の上、世田谷区議会議員選挙に立候補し、候補者72人中 第6位で初当選。
2003年5月より世田谷区議会議員。
2005年4月、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」に基づき、性別の変更が認められた。
2007年4月、世田谷区議会議員選挙に立候補し、候補者71人中 第2位(現職最高位)で再選。

 議員になる前の数年は、女性として複数の企業に勤務し、学習書籍や公共事業に関わる専門誌の編集に関わってきました。 これまで公的書類の性別を訂正する制度がないため、正規の採用を受けることを断念していました。
 2003年7月10日、当事者とその支援者による精力的な活動が実り「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が成立。2004年7月16日から施行され、一定の要件を満た した者に関して戸籍の性別変更の道が開かれました。
 現在では性の問題に限らず、多様な社会的少数者の環境改善に関心を寄せ活動しています。