最近、日本でもTwitterの話題が多くなっていますが、興味深いデータが発表されました。


http://marketingis.jp/archives/632


Inside Twitter(Twitterの本当の姿)
An In-Depth Look Inside the Twitter World(Twitterの世界の考察)

June 2009 By Sysomos Inc. Alex Cheng and Mark Evans
(日本語訳:鈴木達徳)
要旨

ここ数ヶ月の間で、Twitterは、オプラ・ウィンフリー(アメリカで影響力のあるTV番組司会者http://twitter.com /OPrah)のようなセレブなユーザーやメディア・ブログの報道の多さが影響して、爆発的に規模が拡大した。ソーシャルメディア分析企業の世界的な第一人者であるSysmos Incは、Twitterの普及やどのような人たちが使っているのかについての資料をまとめるために、大規模な調査を実施した。公開されている1,150 万のTwitterのアカウントを分析した結果、以下のようなことがわかった。

* 全ユーザーの72.5%の人は、2009年1月~5月の間にTwitterに登録した
* 全ユーザーの85.3%の人は1日1回も投稿しない
* 21%の人は、今まで1回も投稿をしたことがない
* フォロワーが100人未満の人は全体の93.6%いる。そして、フォローしている人が100人未満の人は92.4%いる
* 全つぶやきの75%が、全ユーザーの5%によるものである
* Twitterユーザーが最も多いのはニューヨークで、ロサンゼルス、トロント、サンフランシスコ、ボストンと続く。さらに、2009年の1月から5月の間で最もユーザー数が増えた街は、デトロイトだった
* 50%以上のユーザーがTwitter.comからではなく、モバイルやその他の投稿ツールを活用している。TweetDeckがTwitter.com以外で最も人気のあるツールで、全ユーザーのうち19.7%の人が使用している
* 男性より女性のほうが多い(男性:女性=47%:53%)
* 自称マーケターのユーザーのうち2,000人以上にフォローしている人が15%いる。その一方で、全ユーザーの中で2,000人以上にフォローしている人は0.29%しかいない

「Twitterの使われ方や成長、人口統計的な資料だけではわからないことを理解するため、膨大なTwitterの情報を収集する必要があった。」と話すのはSysomosの共同創設者であり最高経営責任者でもあるNick Koudasだ。「Twitterの発展に関してはうまく資料にまとめることができたが、我々が突き止めたかったのはどのような人がTwitterを使用しているのかだけでなく、彼らの経歴や人口統計学データ・行動の中にある特長に関してであった。Twitterユーザーについて最も総合的なデータをベースにした我々の調査は、Twitterの本当の姿に対して興味を持っている人にとって、非常に有効な情報を提供できる。」