こんにちは。
「未来を変える心理学」心理コンサルタントの佐藤由美子です。
14年前にブログを始めたとき、「潜在意識」について書いていました。
潜在意識に興味のある人は、
「願望を実現したい」人です。
なので、範囲は多岐に渡りますが、
一番多い願望は、今も昔もコレです。
ズバリ!
「お金が欲しい」
私も「お金の流れを変えるグループコンサル」を主催していましたが、一口に「お金」と言っても、本当の課題は様々です。
あ、今さりげなく「本当の課題」と書きましたが(笑)、
そう、「本当の課題」があるのですよ。
100%と言うとアレですが、控えめに言って
「お金が欲しい!」と願う人の99%は
「本当の課題」を解明する必要があって、私の元へ来られます。
なぜなら、単純にお金が欲しくて、その人に元気な体があれば、
相談に行く場所は、私ではなく職安とか、転職サイトとか、起業塾などのはず。
でも、何らかの理由があって、現状に満足できないので、私の元へ来られるわけです。
だから、私の元へ相談に来られる時点で
「本当の課題」はお金ではないのですよね。
起業塾に通って、稼げないと悩む方、一時的に稼げても続かないという方も、同じです。
昨日の記事に、そのあたりを書きました。
↓ ↓ ↓
起業している女性で、「もっとお金が欲しい」という方の場合、
根本の課題は「パートナーシップ」ということが多いです。
パートナーシップの課題も掘り下げると、更に色々あり、
「パートナーを尊敬できない」
「パートナーを尊重できない」
「相手をコントロールしたい」
「愛されていないので、お金を稼ぐことで自分の価値を感じたい」
などなど。
女性がお金を稼ごうとするときは、必ずと言ってもいいほど
「男性性と女性性のバランス」が鍵になります。
ここは書きだすと長くなるので、このへんで(笑)。
とにかく、
お金に関する「本当の課題」のカタチは様々です。
そこを突き詰めると、結局は「潜在意識を書き換える」に辿り着きます。
潜在意識は、「心の固有の地図」のようなもので、
幼少期の体験など、失敗経験、傷ついた経験が積み重なり(もちろん成功体験も)、形成されます。
とても成功しているように見える人でも、
実は潜在意識に「大きな恐れ」を持っている、なんてことも珍しくありません。
その恐れを見ないために、必死で頑張って結果を出し、自分を誤魔化していることはよくあります。
私は今、遠隔で「ブレインスパ」という最新のニューロフィードバックテクノロジー(ながっ!)の機械を、コンサルの最後で使っていますが、コンサルとの併用で、非常にこの書き換えの効果が高まります。
ここに更に波動測定器を使い(無意識の感情を言葉にできる機械)を使うと、その人の隠れている恐れが明確にわかり、コンサルが深くなります。
コンサル×波動測定器×ブレインスパの3点セットが、昨年からのコンサルスタイルになり、すっかり定着しています。
*以前、Facebookでご紹介した時の図です
よくメッセンジャーでお問合せいただくのですが、今は満枠です。
公式サイトの準備ができましたら、ご案内しますね。
13年間、この仕事をしていて、はじめて「お申し込みフォーム」なるものを作成する予感です(予感で終わらせないように、カタチにしたいです💦)。
誰でも受け付けるというわけではなく、
準備が整った方のみお受けする予定です。
さて、お金に関する相談で、今も昔も多い内容はコレです。
「ラクしてお金をたくさん得たいです」
ドキッとした方、いますか?
「宝くじが当たればいいな、と思っています」
という願いも、本質は同じです。
なぜ「ラクしたい」のか?
なぜ「お金はたくさん」である必要があるのか?
このあたりを深堀りすると、その人固有の潜在意識が見えてきます。
いずれにしても、明確に言えるのは
「本当に欲しいのは、お金ではない」のです。
先日の「お金の流れを変えるグループコンサル」での1場面です。
事前課題のワークで、「ヘッドハンティングされたい」
と書いている方がいました。
仮に……紀香さんにしましょう(笑)。
紀香さんは、公務員で安定したお給料があるのですが、
なぜか「もっとお金がほしい」
と願っています。
ヘッドハンティングされたい、という願いに至るまでの内観結果も書かれていました。
「ラクな方に逃げたくなる」
「仕事を辞めたいが、もっと収入が欲しい」
「でも、もっと働くのは嫌だ」
などなど。
そう、これは「ラクしてお金が欲しい」人の典型パターンです(笑)。
紀香さんの場合は「ヘッドハンティングされたい」という表現になっていますが、本質は同じです。
グループコンサルはその日が最終回でしたので、私はお1人ずつに鋭く切り込んでいきました。
1人10分なので、結論を伝えていく必要があります。
私「紀香さんの本当の願いはお金が欲しいではないですよ」
紀香「えぇっ……」
私「本当の望みをお金にすり替えているだけなんですよ」
紀香「……」
私「紀香さんが本当に欲しいのは、居場所。そうですね……感情の居場所です」
このあたりから、zoom上の紀香さんが涙をこぼし始めました。
紀香「泣けてきます……
」
その後、私が色々解説している時も、紀香さんはずっと泣きっぱなし
更に、別の方へのコンサルに移った後も、zoom越しに、涙をぬぐい続けているのが見えます。
タオルが必要なのでは?
と画面越しに思ったほどです。
最後のまとめの場面で、聞いてみました。
私「紀香さん、さっきからずっと泣いていますが、どういう心境なのですか?」
紀香「さっき、先生に言われて、ノートに”感情の居場所”と書いておきました。それが目に入る度に、なぜかずっと涙が溢れて止まらないのです
」
……これぞ、「魂の悦びと安堵感」です。
本当に望んでいることが言葉になったとき、特に女性は魂が悦び、震えます。
その望みは、心の奥底の「潜在意識」にはずっと存在していたのですよね。
本人が「お金お金」と言っているので、
「早く私の存在に気づいて!」
と訴えていたのです。
それが表に引き出された時に、光が当てられ、その人の潜在意識と顕在意識が一致します。
ニセモノの「お金が欲しい」を手放せた瞬間です。
紀香さんは、実は翌日も涙が溢れて仕方がなかったそうです。
よほど、奥底にしまい込まれていたのでしょうね……。
皆さまも、時々「自分の本当の気持ちとの対話」してみてください。
ニセモノの願いを手放せると、自分と言葉が一致し始め、シンクロが起きやすくなります。
シンクロというのは「潜在意識と顕在意識が一致したとき」に起きるからです。
では、また次回の記事でお会いしましょう!
佐藤由美子