こんにちは。
未来を変える心理コンサルタントの佐藤由美子です。
2本目「願いが実現しない理由はニセモノの願いだから」の続きです。
因みに、昨日からインスタも始めました!
アメブロデビューしたので、他のSNSもこの機会に……と思いまして。
もうね、気が狂うかと思いました
私は昔から、そして今でも「超・機械オンチ」です。
14年前、ブログを始めた時も、四苦八苦しました。
Facebookに移行してからはカンタンなので、すっかりFB派に。
それ以来、他のSNSを一切やらないできました。
完全に時代から取り残されていましたね。
えぇ……。
インスタでは文字でカンタンに「未来を変える心理学」について発信しようと思っているのですが、ソフトを使って外枠をつくるのに、2時間かかりました
その後、たった4枚のページを作るのに、計4時間以上かかりました。
時代に追いつくのだ!私~。
さて、本題です。
東京に5年間家出していた最後の方で、司法試験の予備校に通い始めた私。
一次試験免除のため、地元札幌に戻り、大学法学部に無事入りました。
ところが、法律には興味を持てず、心理学にはまってしまうのでした。
挙句の果てには、単位にならない社会心理学の卒論を、8カ月かけて仕上げるという(笑)。
一方、法学部の卒論は、2時間のコピペで終了~。
どう考えても、進むべき道は、法律ではなく心理学ですよね。
前回の記事に書いた通り、本当の願いかニセモノの願いかの見分け方は、
「いつもそのことばかり考えるくらい対象に意識を注いでいるか」なのです。
カンタンですよね?
でも、そこで「なんだ、そっか!」とカンタンに軌道修正できないのが、私の愚かさ。
「意地」もありました。
私が大学に入学したのは24才。
昔の同級生は、すでに就職しています。
正直、同級生には取り残されている感がありました
18才で家出したときは、「勇気あるね!」と言われていた私も、社会生活という面では、結局、遅れをとってしまった……。
そこで、「何かわかりやすいカタチを残したい」と思った私は、
入学したときに「首席で卒業する」と決めていました。
このとき、まさかその決意が、更に遠回りの人生の始まりになるとは、知る由もありませんでした(爆)
「首席で卒業する」と決めた後は「どうしたら、それが実現するのか?」を調べました。
その大学は、単純に「優」の数で決めるという情報を入手。
(父がその大学で教えていたので)
そこで、今度は先輩たちに(←見知らぬ人にも手あたり次第話しかけた)調査して「ほとんど出席しなくても単位がとれる」という噂の授業をリストアップして検証していきました。
その調査は、まるで探偵のようだったと思います(笑)。
(↑目立つサングラスで抱き合うカップル)
但し、単位がとれるのと「優」がつくのは別問題です。
テスト前には、さすがに勉強しないといけないので、興味を持てる分野でないと、一夜漬けでも無理だと感じました。
興味がある分野で、かつ比較的単位が取りやすい授業はどれか?
そのバランスを考えて、1年ごとの履修科目決定の時は、真剣に調べました。
↑
(完全に努力する方向性が間違っている……)
すると、哲学と心理学が圧倒的に多くなりました。
もともと家出したのも「私の本当の人生はどこにあるのか?私は何者なのか?」という疑問がずっとあったからなのです。
親が厳しくて、色々と押し付けてくるほどに、その疑問は大きくなり、親と喧嘩した翌日に、家出しました(そのあたりも今度、記事にしますね)。
そんな風にして、履修科目を決め(探偵のように)、
テスト前にノートを貸してくれる人脈も構築し(営業マンのように)、
テスト前の一夜漬けは欠かさず(アスリートのように)、
私は無事に法学部を首席で卒業するのでした。
(なぜかチャイナ服でスピーチしました)
卒業式当日、総代でスピーチしたとき、周囲はビックリしていました。
私は「授業をサボる人」と見られていたからです。
あと、大学に入ってジャズピアノを習い始め、札幌のジャズバーなどでライブ活動を頑張っていましたので、「ジャズに没頭している人」と見られていました。
法律は興味がもてなかったですが、テスト前の勉強は嫌ではなく、淡々とやっていました。
これが最大の過ちだったと思います。
司法試験の予備校に通っていたので、「テストの点をとる答案の書き方」だけは身につけていた私。
法律の本質を全く理解せず、表面的なテクニックだけで誤魔化していたのに、「興味はないけど、努力すれば法律家になれるかも?」と勘違いしてしまったのです。
その「選択」の結果、後に地獄のような苦しみを味わうことになるとは思いもしませんでした。
結局、私はずっと「周囲の目を気にして、どう見られるか」ばかり意識がいっていました。
私が司法試験を目指した発端を考えると、父が昔、司法試験を目指していて弁護士になりたかった、と言ったのが影響していると思います。
母に反抗して家出をしましたが、「母に褒められたい」という気持ちも捨てきれませんでした。
そして、同級生に取り残されてしまい……
弁護士になれば「あの試験に受かるには時間かかるものね」と周囲から納得される、と思ってしまったのです。
本当に法律がやりたいわけではない。
本当は心理学が好き。
奥底では全部わかっていたはずなのに、愚かな私は、どこまでも「自分の本当の気持ち」より「人目を気にして」人生の選択を誤り続けるのでした
続く。
佐藤由美子