陽子は通説より小さいと示す実験結果 National Geographicからです。 | Viva La VidaハモンカルマンズHamon'n'Karman'z

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人生には平等に必ず三度のチャンスが与えられている。
しかし、それに気づく者と気づかぬ者がいるのです。

陽子は通説より小さいと示す実験結果 National Geographicからです。

実在する物を学問Scienceの世界で全てを認識するのには、まだまだ時間がかかりそうですね。

それでも、発見が普通の人々の日常に影響を与えることはまずない。しかし、正しいと証明されれば、素粒子物理学の根幹を揺るがすことになる。というのは面白いですね。

正統カイロプラクティックChiropracticは現在ある身体を最高の状態にする為の唯一の道ですが、そのことが普通の人々に知れ渡ると、正統カイロプラクティックChiropracticを定期的に受け続ける事によって普通の人々の身体を最高の状態にするですから、普通の人々の健康になる大きな影響を与えますね。

それは近代医学の崩壊とも言えるでしょうね。お薬やワクチンVaccinesでお金儲けしている人たちが一掃されるでしょうね。その金額は単純計算でこの国の場合105兆円規模の削減でしょうね。近代医学・医療は戦場で培った救急救命のみに専念するようになるでしょうね。

厚生労働省の予算35兆円と薬品市場の70兆円はほとんど不要になりますが、医療費はほぼ不要と言う事ですが、他方で皆が健康で元気に120歳まで生きるようになると年金問題はより大きな問題に発展してしまいますね。

年金問題はベーシックインカムBasic Incomeの導入で解決できますが、この国に住んでいる人たちが賢くなって、売国奴たちに騙されなくなる必要がありますね。

売国奴を一掃できると、一般会計と特別会計にある莫大な埋蔵金をこの国に住んでいる人たちの為に使えるようになるという利点は大きいですね。

<転載開始>
陽子は通説より小さいと示す実験結果

Kate Ravilious
for National Geographic News
July 8, 2010

 原子の構成要素である陽子は通説よりも小さいとする実験結果が発表された。今後、物理法則の根本がひっくり返ってしまうかもしれない。


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 すべての原子は原子核とその周囲にある電子で構成される。原子核は中性子と陽子から成り、両者はクオークと呼ぶ粒子でできている。長年、陽子の半径は0.8768フェムトメートルとされてきた。1フェムトメートルは1000兆分の1メートルを表す。

 陽子の半径は、60年の歴史を持つ量子電磁力学(QED)理論の方程式に不可欠な数値だ。重力以外のあらゆる力が素粒子に及ぼす影響を説明する素粒子物理学の標準模型も、QEDを基礎にして成り立っている。

 しかし、まだ1%の誤差が残っており、QED理論を完璧なものとするには精度が足りない。物理学者たちは誤差を解消する方法を模索してきた。

 ドイツ、ガルヒンクにあるマックス・プランク量子光学研究所のランドルフ・ポール氏率いる研究チームは、水素原子を変化させる特別な粒子加速器を使用して10年間にわたり実験を行った。水素原子は、陽子と電子1つずつで構成されている。

 実験では、水素原子の電子を、その200倍の質量を持つミューオンと呼ぶ粒子に置き換えた。

 研究チームのメンバーで、スイスのパウル・シェラー研究所に所属するアルド・アントニーニ(Aldo Antognini)氏は、「ミューオンは非常に重いため、陽子のすぐそばを周回する。つまり、陽子のサイズに影響を受けやすくなる」と説明する。

 ミューオンは不安定な粒子で、わずか2.2マイクロ秒でほかの粒子に壊変する。壊変前に原子へ向けてレーザーを照射すれば、ミューオンが励起し、高いエネルギー準位、つまり高い軌道に移ることは既に知られていた。その後、余分なエネルギーをX線として放出し、低いエネルギー準位へと戻っていくはずだ。

 エネルギー準位にどれくらい差が生じるかは、陽子の大きさによって決まる。また、陽子の大きさは放出されるX線の周波数も左右する。

 しかし、従来の陽子半径から予想される周波数のX線は放出されなかった。

 そこで2009年夏、研究チームは有効と思われる陽子半径の検出範囲を逆に広げてみた。すると驚くことに、半径0.8418フェムトメートルに対応する周波数が検出された。従来より4%も小さく、誤差の範囲を超える数値だ。「われわれもびっくりしている。今はまだ、どうしたら説明できるかわからない」とアントニーニ氏は話す。

 今回の発見が普通の人々の日常に影響を与えることはまずない。しかし、正しいと証明されれば、素粒子物理学の根幹を揺るがすことになる。

 もし陽子が小さければ、リュードベリ定数が間違っていた可能性が出てくる。リュードベリ定数は、さまざまな元素から光がどのように発せられるかを表し、分光法に欠かすことができない。分光法は、ガスとちりでできた巨大な星雲や銀河に存在する元素の解明などに用いられている。

 リュードベリ定数が間違っていなければ、今度はQEDの方程式が成り立たなくなる。英国国立物理学研究所の科学者ジェフ・フラワーズ氏は実験結果を受け、「まさに激震だ。QEDを丸ごと見直すことになり、新たな理論の扉が開かれるかもしれない」と語る。

 今後は、世界中の物理学者が実験方法や複雑な計算を精査し、間違いがないかどうかを確認する。もし間違いが見つからなければ、次は標準模型を作り直すことになるかもしれない。

 この研究結果は、「Nature」誌の7月8日号に掲載されている。
<転載終了>