良い姿勢というのは、体に負担のかからない姿勢ですね。
どんな姿勢かわかりますか?宮本武蔵の絵が理想的だと考える人達もいますね。あの二刀流の絵ですね。あの絵を見ただけで、オリンピックOlympicの金メダル級かそれ以上の身体能力があるのが分かるのだそうです。
命を賭けて闘い続けると到達できるのかもしれませんが、お勧めしません。
トップアスリートTop Athleteと言われるような、超一流の人達の姿勢が似てくるというのにも少し秘密があるかもしれません。体に負担のかかる姿勢だと怪我もしやすいでしょうし、動きにも無駄があって超一流にはなれないのかもしれませんね。
右利きの人と左利きの人でも、体に負担のかからない姿勢は違うことは知っていますか?まずは、どうして右利きの人と左利きの人がいるかですね。ちょっと前までは、右脳と左脳の優位性のせいのようなことを言う人達もいましたが、右脳も左脳も何をしても右脳だけを使っているとか左脳だけを使っていることは無いことが分かってきたのでいなくなりましたね。
人間だけが、右利きと左利きに別れるのだと思います。ほ乳類では二足歩行をする動物は人間だけですからね。この二足歩行が、右利きの人と左利きの人に別れる大きな原因だと思われます。
ちょっとしたトレーニングtrainingで足を大きく広げて立つということをしてみると簡単にわかることですが、1mくらいでも足を左右に広げて暫く立っていてみてください。だんだん脚が辛くなるのを感じるはずです。
これは普段何気なく立っているだけでは、脚に辛さを感じるよりもずっと早く辛さを感じる立ち方ですね。普段は、基本的に重心を利き足とは反対の足に置きながら、少しずつ重心の位置を変えているので脚全体に負担を分散しているのですね。分散しているというのは、負担が集中する所と、まったくかからない所が常に変化していることです。ですから、辛さを感じ難いのです。
それが、1mくらいに足を広げて立つと、左右の足に均等に体重がかかる上に、重心を変えるということができなくなる為に脚全体にかかる負担は分散されずに常に同じようにかかっています。ですから辛くなるのが早いのですね。
基本的に重心のかかっている足を動かす為には、重心のかかっていない側の足に重心を移してからでないと動かせないのです。すると普段重心がかかっている足より、重心のかかってない側の足が使いやすくなるのですね。
二足歩行をしなければ、片方の足だけに重心をかけなくても安定して4本足で立っていられますからね。二足歩行の為に姿勢を作り上げてきたいるので、現在もその過程でしょうね。いかに体に負担をかけずに転ばないように立っているかが大きな問題なのでしょうね。
そんな風に自然と体は負担を減らしているのです。そして、二足歩行だから左右の足で機能が違うのですね。利き足は速度を調節するし、利き足では無い方の足は方向を決めますね。
立っている姿勢から踏み出す足が右か左でも、良い姿勢が取れているかどうかが分かるのです。
鏡の前で姿勢checkしてみましたか?まだしてない方は、ぜひしてみてください。誰かに見て貰うのも良いですね。写真や映像に残してCheckするのも良いでしょうね。