私の仕事は、基本的に24時間働いて、翌日休みみたいな感じで、日数換算すると月の半分は休日という生活をしています。


ただ、これは日数上の問題の話。


現実感としては、ほぼ毎日働いているという感覚しかありません。


どういうことかというと、勤務時間が日をまたぐため。


たとえば、朝9時勤務スタートして、翌朝の朝9時まで働くというと、気持ち的には何か、毎日働いているという感覚になるから。


それが、もし、日をまたがずに勤務していなければ、話はちがうのでしょうけど。


もっとも、管理人の仕事が24時間といっても、24時間も働いてるわけもなく、暇すぎるというわけでもなく、かといって、忙しすぎるというわけでもない。


そんな仕事で、どちらかというと、あくせく働かずにのんびり仕事を楽しみたい人向けといえるでしょうね。


ちなみに、24時間勤務のうち、夜中は、夜10時に寝て朝4時に起きるという仮眠時間の休憩のほか、2時間の休憩時間も日中もらえてます。


規則正しい生活といえば、規則正しいといえるかもしれませんね。


だから、どちらかというと、中高年向けの仕事と言えると思います。


しかし、20代や30代の方も仕事をされているので、どちらかというとのんびり仕事をしたいそんな方に向いてるんじゃないかと思いますね。


ただ、ここまではメリット面で、デメリットとしては、とにかく、居住者の方に、コマ使いされるということ。


仮眠時間は別として、休憩時間などは、おかまいなしに、問い合わせがきて対応を余儀なくされることも少なくなく、気がつけば、仮眠時間まで休憩すらとっていなかったということもザラなのです。


ただ、何時までに、何をやらなければならいというようなアクセクしなくていいというだけの話。


コマ使いされるというのは、作業レベルの話から、マンションの管理規約にかかわるような重たい話まで、いろいろ。


また、近隣住人とのトラブルなどもあり、揉め事に巻き込まれたり、モンスタークレーマーの対応に四苦八苦させられたりということもあるため、肉体的にはきつくないけど、精神的なタフさが求められるというところじゃないかと思います。


クレーム処理がつきものは、どの仕事もそうかもしれませんが、管理人は24時間管理室から逃げれませんからね。


ちょっとした軟禁状態に近いものもありますので。


ただ、私のように、以前、仕事で体を壊してハードな肉体労働を伴う営業とかが無理という人にとっては、とても楽な仕事といえるというところです。


ちなみに、マンションの管理人になる倍率って、意外とビックリするくらい高いそうです。


日本能率出版が出してるマンション監理員検定とかいう試験の本の中には、30倍から50倍とか、書いてたように思います。


誰でも、楽な仕事をしたいと思うのは、当然ですからね。


やはり、中高年の方が、第二の人生を未経験で歩むという人も少なくないので、未経験者の高齢者がつける仕事というのも限られてきますからね。


ちなみに、管理人というと男性のイメージが強いと思いますが、女性の方もいないこともないんです。


ここらへんは、女性の社会進出を感じるところですね。


私は、まだ1カ月ちょいしか働いてませんが、嫌な事もないこともないですが、それより楽しいと感じるところのほうが多いので、今はこの仕事をつきつめてマンションの管理人のプロとして仕事を頑張っていきたいと思ってます。




いろいろとデベロッパーなどの人と話をする機会があって、よくいわれるのが客層の問題。


今、わたしが担当している管理室は、だいたい分譲マンションで9000万円からの物件。


9000万からということは、マックスで高い部屋で3000万プラスして考えたら、1億ちょいというところ。


このクラスというのは、サラリーマンの中でも優秀な部類の人が多い。


裏を返すと、サラリーマンで精いっぱい背伸びして変える物件といえるのかもしれません。


それが、2億以上するようなレベルとなると、これまた話が違ってくるわけで。


前の記事にも書いたように、基本的に金持ちの人というのは、クレーマーのような人は、あまり多くないのだ。


つまり、時間効率、費用対効果、無駄なことに力を注ぐくらいなら金儲けに専念しようというのではないだろうかと思う。


だから、別に無理して背伸びした高級車を乗り回しているわけでもないし。


かつて、わたしが20代の若かりし頃お世話になった、上場会社のオーナー社長さん宅で、プライベートなバイトをしていたときも、一度も怒ることなんてなかったし、いつもニコニコ笑顔の絶えない方でした。


何十億とカネをもっているという人は、そういう人が多いんじゃないかと思います。


それが、9000万円クラスの物件に住まれる方の中には、もう、それこそ大枚はたいて入居したというようなタイプの人も少なくなく、変な話、貧すれば鈍するとでもいわんといえるような感じすら受けるわけです。


どうでもいい話をねちねちと根にもったり。


これについては、同じマンションの管理人の同僚から聞いた話では、やはり芸能人、著名人、有名人が住んでるレベルの億ションでは、クレームをいうような人も、まずほとんどおらず、マンションといっても何百も入っておらず、20~30戸程度のタイプが多いのだとか。


オレは、こんな高級マンションに住んでるんだぞ!


どうだ、お前ら!


と、いうような気持の人がいるのかどうかは、存じませんが、ただ、確実にいえる話としては、やはり一桁違うマンションだけに、住む人の質、マナー、品格などは、それぞれまるで違うというのが、同僚らの意見でした。


別に、金持ちというのは、そういう高給マンションに住むことが出来てる時点で、語らずともわかるんですけどね。


自己顕示欲とか、そういう人とかは、本当にやっかいです。

現在、管理人をやっている高級マンションは、概ね140戸の分譲マンションと、190戸の分譲マンション。

違いは、戸数が多いほうは、2人で勤務。が、少ないほうは、1人勤務。

もう、毎日、いろんな相談を受けるのですが、一番の悩みは、モンスタークレーマー。

極一部の方がたでは、ありますが、様々な不当な無理難題をのたまわれてきます。

こちらも、できる限りのことは、サービスとしてさしあげたい気持ちで取り組むのですが、その人の気持ちも、カネさえ払えば何いってもいいだろくらいに考えておられる方もいるので困りものです。

中には、お金持ちの家で育ったがゆえの悩みから、モンスタークレーマー化する人もいるのです。

ある方は、お医者さんの未亡人の方らしく、それまで周りがやってくれてたから、日常生活の役所手続きがわからないらしいと相談を受けました。

この程度なら、お安い御用で、転出、転入届けの話を役所のサイトからダウンロードした説明書をお渡しして解決。

すると、今度は、ゴールドカードを紛失したため、銀行に問い合わせたら、郵送で手続きするといわれたけど、こちらのマンションに引っ越したら、郵便物は、どうなるのかしら?

それなら、郵便局で転送届けをされておけば、、、こんな誰でも知ってる話でも、知らない人は、知らないらしく驚きです。

で、話は、どんどん進んで、今度は車庫証明の取り方まで尋ねられて、もう完全に管理人の業務レベルを逸脱しだしてきたものの、やはり必要書類を警察のサイトで調べてあげて、申請書類をダウンロードしたり、書き方見本をつけてあげて差し上げたのでした。

すると、数日後、管理人室に、この未亡人が怒鳴りこんできたのです!

あなたに渡された書類、警察にもっていったら、受理してくれないじゃない!警察では、自分で書けっていわれたのよ!

最初、お話になってる意味がわからずよーく聞くと、なんと、私のわたした書き方見本と白紙の申請書類を提出したのだそうです。

あまりにも、現実離れした行動に、びっくり。あげく、それを代行しろと。

そして、もうこのあなたにもらった書類は、ゴミ箱に捨てておいてと。

私は、パーティがあるから忙しいの。前に住んでいた億ションの管理人ならやってくれたわ!などと、明らかな大嘘をつかれ、捨て台詞をはかれたのでした。

流石に、そこまで希望にかなわぬ管理人なら、もう頼むこともないだろと思っていたら、数日後、また怒鳴りこんできました。

理由は、ポストに、水道局の申し込み用紙が入っていたからという理由で。

その方、何かにつけて、前住んでた億ションだと、全てやってくれたなだというのです。

そんなアホな話あるのか?

そう思いつつも、水道局に電話されましたか?と尋ねると、したけど、何度電話してもつながらないのよ!

と、また怒りの矛先がこちらに。

で、私は、わかりました。必要なことを私で聞いてあげますからと、こちらも何十回と水道局に電話をして、ようやくオペレーターにつながり、必要事項などをメモしました。

ちなみに、この時も、私はこれから、どこそこの会長とパーティなの。忙しいから、ポストにメモを入れておいて、とピシャリ。

それと、貴方たち管理人、評判悪いわよ!などとまで言われる始末。

どこそこの会長に話したら、そういってたと。

思わず、あのなー、そんなに嫌なら、自分の好きな他にいけばいいじゃないか、と口から出そうなのを必死で我慢。

ちなみに、この仕事しだして、お礼の差し入れを、他の居住者さんからは多数いただいてますが。

一生懸命やった結果、一度も感謝されるどころか、なじられるって。

管理人の仕事って、何か世間に顔向けできない、やましい仕事なんでしょうか?

思わず悲しくなるときが、この手合いのクレーマー対応。

結局、クレーマーに共通するのは、自分だけを特別視してもらいたいという、実に虫のいい自己中な考えの持ち主が多いように思われます。

クレーマー話は、あげるとキリがないので、この辺で。