受付カウンターに訪問されたのが、日付も変わろうとする数分前のこと。
結論からいえば、夜行性の話好きで、派手好きのバアさん。
まず、いきなり話かけられたのは、他の居住者へのクレーム。
要件が多岐にわたるからと、わざわざ受付のメモに書いてくれた。
そのときに、ペンをお渡しする際、いきなり、私の指輪を褒められた。
こんなことは、オトコとしては、人生初で、私が指にはめてる指輪に異常に興味をもたれたのだ。
で、当のバアさんの指には、やはりド派手なな指輪がいくつもついてる。
バアさんは、貴方のそのゴールドの指輪、蛇なのね。とってもステキ。
あなた蛇年じゃない?
え?!
思わず、いやー全く違うんだけど、と思いつつ、クレームをいいに来られた人の話の腰を折るのは、いかがなものかと思案して。
え!?わかります?
などと、とぼけてみせた。
私の主人も蛇年なの。
主人は、ここの理事長なのよ。
そういわれて、なぜかとても機嫌がよくなられた。
しかし、それからが話の長さにつきあわされた。
貴方、いつから勤務されてるの?
蛇年だったら、いくつね?
明日もいるの?
などと、矢継ぎ早に質問攻めにあって、いつのまにやら、クレームの話なんて、そっちのけで、私個人にえらく興味をもたれてしまったのだ。
ようやく話が終わり、日付けをみたら、もう日にちもまたいでしまっていた。
それにしても、また明日も、貴方にあいにくるわ、と。
喜んでいいのやら、なんとやら複雑な気持ちだった。
管理人をして、まだ二カ月なのだが、なかなか居住者さんから、とりわけ女性からの受けは、まんざらでもない。
私は、日頃意識してるのは、この前、このブログにちょっかいかけてきた、ゴミとちがって、まず相手の話を最後まで伺う。
そして、女性の場合は、多少、歯が浮くような、相手が少しこっぱずかしいと思うというほど、何かしら褒めてあげる。
細かいこととか、話は、それから。
その甲斐あって、居住者の女性から、いろいろプレゼントをもらえてる。
たんなる、一管理人にすぎない者なんだが。