このブログでも過去に書いたネタに、モンスタークレーマーの居住者の話をしたことがある。
人間というのは、そうそう性格は変わらないものだと思ってる。
過去に良かれと思ってやったことを、ことごとく難癖をつけてきた、医者の未亡人のババアがいる。
とにかく、やることなすこと、すべてにケチを、これでもかとつける。
そんなババアにあうことが、しばらくなくなっていた。
と、思ったら同僚から、そのババアと話す機会があったらしい。
とりたてた驚くような話などないのだが、とにかく今まで何不自由なく生活をしてきた。
そして、過去に住んでいた億ションでも、なんでもそこにいるコンシェルジュがめんどうをみてくれていたのだとか。
それが、建て替えに伴い、今の新築の億ションを購入してきた。
しかし、どうしても、過去の居住環境より劣ることばかりが目につき、ことあるごとに文句を管理人にぶつけてきたのだとか。
しかし、このババア、実は、敬虔なクリスチャンだという。
わたしからすると、経験なクリスチャンの吐く言葉というより、どこのチンピラババアだといったほうが、お似合いだぞという感じだったのだが。
で、そのババア、なんでも通ってる教会の牧師に、われわれ管理人に対する不平不満を、同情をかってもらえると思ってなのか、いろいろいってみたのだとか。
すると、その牧師様から、とんでもないババアの勘違いだ!ということで、相当、説教されたらしい。
このままのままで生き方、生活スタイルを変えないと、地獄に落ちるぞ!
とは、いわなかったかもしれないが、今までの本人の、我々に接する態度と180度異なる、ババアではなく、人間らしいおばあちゃんに変わっていたのだ。
同僚から間接話で聞いたときは、実は、われわれ管理人に無理難題をいってきたことを詫びたいらしかったという。
ただ、今さら謝っても許してもらえないのではないか?
それなら、せめて接し方で、態度で、感謝を込めた気持ちをこれから伝えて謝罪に変えていこう。
と、いっていたと同僚を介してきかされていた。
内心、そんなに人間、変わるか?
そう思っていたのだが、とにかく、気持ち悪い程、別人のような温和な接し方に変わった。
以前なら、挨拶をしても、ムシを決め込んだりしていた人が、いつもありがとうなどと言われると、逆に、気味が悪いというか、ゲスのかんぐりの1つもしたくなると思えるほどだった。
が、人間、何十年も生きてると、性格を変えようがないだろう。
しかし、それは、どうでもいいのだ。
問題は、それをわかって自己認識したうえで、変わろうとしているか、あるいは、表面だけであれ接し方を変えようとしてくれた、そのおばあちゃんに、こちらもお礼をいいたい気持ちになった。
今さら、お互い過去を穿り返してみてもはじまらないわけだから、これからだけをみてあげて可能な限りのサービスをしてあげたい。
そう思えた1日だった。