セリアック病の私の症状
私は半年前ほどから、気づくと痩せていました。もともと小柄なのでこれ以上は痩せたくないと思い、寝る前にチョコを食べるなど痩せない対策を実施。そのころ、毎日とても疲れやすく、同時に下腹部の痛みも強くあり、もともと、数年前に卵巣嚢胞で手術をしており、ときどき下腹部痛があったのですが、医者に手術による癒着のため、と言われていたためあまり気にしていませんでした。しかし、下腹部の痛みが強くなり、また、腸内にガスがたまると疝痛のような強い差し込むような痛みもありました。
そして、痛みのほとんどが下腹部だったので、血液検査と子宮・卵巣など検査をしましたが、異常はありませんでした。血液検査の結果、貧血が酷いことがわかりました。血清鉄は普通の人が50から100あるのが、私の場合、6というとんでもない数値に。そして、慢性的な疲れも貧血からくるのであろうと鉄剤を処方され、下腹部痛は便秘や下痢のせいとされました。(1年ほど前に胆嚢炎+胆石のため胆嚢を摘出しているため下痢はそのせいだと医師も私も思い込んでいいました。)
本当は一ヵ月後に貧血が改善されているかどうかまた検査をする予定でしたが、子供が二人いて忙しいのでそのまま放置していました。しかし、4ヵ月後、倦怠感・疲労感が酷く、料理の最中でさえ座って休みたくなる、また、子供の些細な行動にイライラしたり、そして、一番は急激な体重減少という症状が出始めました。その頃、毎日体重を量りましたが、見る見ると3週間で4キロほど落ちてしまい、私の体重は40kgを切りそうになってしまい、胸なんてえぐれてるようでした。(涙)
そして、また病院に行き、まずは肝臓・腎臓のエコー、血液検査をしました。肝臓・腎臓は大丈夫でしたが、この血液検査で、全く改善されていない貧血状態、低ビタミンD、甲状腺機能亢進症とセリアック病であることがわかりました。甲状腺機能亢進症についてはまた別の機会にお話します。
このときより、グルテンフリーの食事に切り替え、まず変わったことは、下痢がなくなりました。また、鉄剤の摂取により、前回はいくら鉄剤を摂取しても流れ出ていたようですが、今回はきちんと吸収されているようで貧血も改善されつつあります。そのため、倦怠感・疲労感も大分なくなってきました。下腹部の痛みもウソのようになくなり、ガスの臭いも強くないです。(おならはみんな臭いものだと思っていたので、以前は気にしていませんでしたが、今の臭いを思うと、以前のガスは臭かったです。(笑))
私はまだ小腸の生検は行ってませんが、甲状腺の病気が良くなってから行う予定でいます。最初はグルテンフリーの食事にすることがとてもストレスでした。グルテンを食べちゃいけないと思えば思うほど、グルテン食ばかりが頭に浮かびました。今では、グルテンの入っていない食事リストなどを作り、その中から調理しています。家にある小麦粉の変わりに米粉や片栗粉などを使うようにしています。うどんの変わりにフォー(ライスヌードル)を食べていますが、これも慣れると普通においしいです。
また食事のことは、別の機会に☆
セリアック病の検査
セリアック病はグルテン食を摂って症状を見ることや逆にグルテン除去食に替え、症状を見ることだけでは、セリアック病とは診断できません。というのも、他の病気の症状がセリアック病と似ているため、診断にはきちんとした検査を要します。
セリアック病の検査ではまず血液検査でIgA(免疫グロブリンA)の濃度の測定をします。この結果が陽性である場合、セリアック病が疑われます。しかしながら、血液検査だけでは正確にセリアック病とは診断できません。確実な診断を要する場合は生検(生体組織診断;Biopsy)をしなければなりません。小腸の組織を内視鏡で採取し、顕微鏡下でこの組織を調べることでセリアック病かどうかわかります。
この検査をするためにはオーストラリアではGastroenterologist(胃腸専門医)に会わなくてはなりません。そのため、まずはGPにて血液検査をお願いし、その後、結果次第で紹介状を書いてもらいます。日本ですと胃腸科または消化器科を受診し相談してみてはいかがでしょうか。
この検査に当たって注意しなくてはいけないことは、検査の前にグルテン除去食をしばらく続けていた場合、血液検査と生検のどちらの結果も陰性になってしまいます。検査をする場合、検査前、少なくとも6週間はグルテン食を摂取しないと正確な結果がでません。
また家族に一人でもセリアック病の人が出た場合、念のため、例え無症状でもまずは血液検査を家族全員してもらった方が良いでしょう。
セリアック病を治療せずに放置しておくと、栄養失調や消化吸収不良となり、これは慢性的に健康を阻害し、骨粗しょう症・不妊・流産・鬱などを引き起こします。また、小腸のリンパ腫(癌)のリスクも高まるため、無症状だからといって放置しておくことは大変危険です。
セリアック病かなと思うことがありましたら、まずは病院に行って簡単な血液検査からお願いしてみてはいかがでしょうか。
セリアック病の症状
今日はセリアック病の症状についてお話します。
セリアック病の症状は非常に危険な症状から無症状まで幅があります。ほとんどの人は子供の頃は無症状で、大人になってから症状が現れ始めます。しかしながら、乳幼児でセリアック病になり、症状が出始めた場合は急速にひどい症状になることがあります。乳幼児の場合は身体的な成長の遅れ、または精神的な問題になることもあるのでとても注意が必要です。
セリアック病の症状は過敏性腸症や消化不全などと間違われやすいので、セリアック病と正確な診断がされるまで時間が要することがあります。
下にセリアック病の症状をリストにしましたが、セリアック病で怖いのは無症状(自覚症状がない)の人がかなりいることです。例え無症状でも腸の絨毛は損傷されており、大腸癌など重大な病気や不妊・流産の原因になりかねません。
<一般的な症状>
・倦怠感
・貧血
・腹部の膨張感
・下痢
・便秘(下痢と便秘、どちらもある人もいればどちらもない人もいる。)
・吐き気
・嘔吐
・体重減少
・体重増加
<稀な症状>
・簡単にあざができる
・口内炎
・流産や不妊
・低カルシウム
・ビタミンとミネラルの欠乏症
・疱疹のような皮膚炎
・歯のエナメル質の欠損
・精神的な症状(鬱や怒りっぽくなる)
・骨や間接の痛み
<子供に多い症状>
・腹部膨張感や痛み
・吐き気
・嘔吐
・下痢
・便秘
・悪臭のある便
・体重増加があまりしない
・成長が遅い
・貧血
・怒りっぽい
私の場合は貧血が長いこと続いていました。鉄分を摂っても摂っても貧血であったことが医師にセリアック病の検査を進められたきっかけでした。しかし、長い間、下腹部の痛みもあり、産婦人科に何度かかかりましたが、特に問題は見つりませんでした。しかし、グルテンフリーの食事に切り替えてからは下腹部の痛みもなくなりました。もともと、8年ほど前に卵巣嚢胞破裂で内視鏡手術をしており、卵巣周辺に癒着があるため、医者から下腹部の痛みはそのせいであろうと言われていたため、その痛みを追求することがなかったのが今思うととても残念です。腸内にガスがたまると激痛が走ることもしばしばありましたが、今ではこちらも治りました。