四月
明晰な光と
霞みたなびく空気が
混じりあうように存在する
不安定で
危うい季節
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どーも
ハミでやす
みなさま
ご機嫌よろしゅう
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あっしは
ここんとこずっと
借りっぱなしになっていた
本を返しに
図書館へ参りました
この図書館の敷地に咲いている
馬酔木(あせび)が満開である
陽に映えて美しく
来館者の目を楽しませてくれます
図書館の池のほとりに腰かけて
あっしはザリガニなどを
目で追いながら
ぼんやり
あの曲を思い浮かべていた
「四月になれば彼女は」
サイモン&ガーファンクルの名曲
動画お借りしました
毎年
この季節になると
謎めいた、この歌をおもいだすのです
歌詞に関しては
さまざまな解釈があるだろう
映画なんぞもつくられているしね
あっしは
謎めいた歌を聴いて
自分だけの物語を妄想するのが大好きなんである
彼女、とは
単に
訪れては去っていく季節のようでもある
胸をかき乱すほど美しい季節
あっしが偶然
図書館で美しい馬酔木と出会うように
四月は心を惑わせる
けれど
季節は儚くゆきすぎる
いつまでも同じものなどない
留まるものなど
なにも無いのだ
「四月になれば彼女は」
世の無常を
そこはかとなく感じながら
メロディをハミングしてみた
たしかに
すべては移りゆく
なぜなら
去年とはまったく違う
あっしがここにいる
きょうは
こんなん借りたぞよ





