秋日和でございます

 

 

どーも

ハミでやす

 

みなさま

ご機嫌よろしゅう

9月15日 

 

9月15日は

 

 

ここ6年

 

 

晴れなかった日はない

 

 

ずっーと晴れ、でした

 

 

ありがとう

 

キミの導きだね

 

 

丘の上の墓地は人が少ない

 

彼岸前なので

 

静かなものだ

 

麦酒を供え

 

「それじゃあ また」

 

と、山を下りる

 

 

 

九十九折の坂

 

ハンドルを切りながら

 

秋の陽射しに

 

目を細める

 

 

 

 

🌒🌓🌖🌗🌖  🌖🌗🌕🌗🌖🌕

 

睡眠不足だ

 

居眠り運転しないように

 

冷たい水を飲む

 

山を下っていると

 

幼いころの記憶が

 

ふいに

 

よみがえってきた

 

 

🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞🌞

 

 

幼いころ

 

母は寝物語を語ってくれた

 

絵本とかではなく

 

母の知るところの

 

物語だった

 

それらは

 

大抵、恐ろしい話で

 

実話をもとにしているらしかった

 

あっしと弟は

 

眠気が吹っ飛んでしまい

 

聴くほどに

 

目が冴え冴えと

 

してしまうのだった

 

ふりかえると

 

母の寝物語は

 

怪談であり

 

子供が寝ようとするときに

 

聞かせるものとしては

 

どうかとおもうものばかりだった

 

           ときには怪談も、ようございます😱

 

 

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡

 

 

母にくりかえしリクエストし

 

話してもらったのは

 

猟師の父を山へ迎えにいった娘の話

 

迎えにきた娘を

 

父は誤って猟銃で撃ち

 

娘は死ぬ

 

父は娘の遺体を岩陰に隠す

 

 

 

あっしは

 

そのつづきが聴きたくて

 

仕方なかった

 

「はい、今夜はここまで

 

つづきは明日ね」

 

 

 

          怪談 ラフカディオ・ハーン  円城塔 翻訳 

 

 

 

怪異は

 

日常にふつうに転がっていた

 

母は子供だから、と

 

覆い隠したりすることなく

 

起こった事件なんかを

 

話して聞かせていたんだね

 

繊細さに欠ける親かもしれないが

 

あっしには

 

恐怖を受け入れる健全な精神が育った

 

そう思ってる

 

ときには恐怖を愉しんでいる

 

  テーブルの足に顔が彫ってあります

 

 

ラフカディオ・ハーンの怪談

 

円城塔氏が翻訳された作品を読みながら

 

一杯やり

 

冷蔵庫の総ざらい

 

お好み焼きをつくりました

 

 

豚バラ、卵、ネギ、キャベツ、ピーマン、ニンジンも入れちゃってる

 

 

 

酔いながら

 

幽明の境に立ち

 

怪異をさまようのも

 

一興かと