9月になれど

 

熱波は容赦なく

 

もはや

 

人間の生存気温では

 

非ざるや、と

 

嘆きつつも

 

🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂🍂

september そしてあなたは

september 秋に変わった

夏の陽射しが弱まるように心に翳がさした

 

と、

 

ハスキーに唄い

 

むりやり秋に

 

強制移行しようとしている

 

ハミでやす

 

みなさま

 

ご機嫌よろしゅう

 

 

 

 

 

先日、

 

街の美術館で

 

「遠藤彰子展」

が開催されておりまして

 

あっしは

 

なんとか

 

最終日に観ることができました

 

 

巨大画であります

 

全長3メートル以上

 

全長7メートルを超える作品も

 

 

奥行きのある

 

立体的な街

 

めまいを引き起こす

 

螺旋の連なり

 

 

絵にひきこまれ

 

おもわず

 

懐かしい映画を連想した

 

1927年ドイツ 「メトロポリス」だ

 

フリッツ・ラング監督

 

 

ゴシック調の摩天楼と貧困の地下街

1927年にこんな映画撮るなんてドイツ凄すぎ

 

 

どこにも

抜け道がない

この都市には

永遠の迷宮だけが

存在する

 

 

そんな気にさせられます

 

遠藤彰子展をみて

「メトロポリス」を

おもいだしてしまうなんて

 

あっしの

脳も

そうとうイッてるな

 

暑かったし

 

 

 

風変わりなイメージ

 

緻密な光景

 

あっしは

 

グッと寄って

 

スマホを構えた

 

            表情たまらん

 

       あっしも細部にこだわるタイプ

 

 

撮影可でしたので

 

カシャカシャやっておりましたら

 

「お客様、白線より前に出ないでください」

 

と、注意を受けた

 

白線?

 

兄ちゃんよ、駅のホームじゃねえんだから

 

って、白線があることも気づかなかった

 

 

あっしは作品に近づきすぎていたのね

 

ごめんあそばせ

 

 

奇怪で幻想的な画風

人間の原罪

なんかをかんじさせる点では

 

ピーテル・ブリューゲルや

ヒエロニムス・ボッス

をおもわせましたね

 

一枚の絵から

 

ストーリーが無限に広がっていく

 

そんな体験をさせていただきました

 

ブラボー遠藤彰子!!