9月になれど
熱波は容赦なく
もはや
人間の生存気温では
非ざるや、と
嘆きつつも
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september そしてあなたは
september 秋に変わった
夏の陽射しが弱まるように心に翳がさした
と、
ハスキーに唄い
むりやり秋に
強制移行しようとしている
ハミでやす
みなさま
ご機嫌よろしゅう
先日、
街の美術館で
「遠藤彰子展」
が開催されておりまして
あっしは
なんとか
最終日に観ることができました
巨大画であります
全長3メートル以上
全長7メートルを超える作品も
奥行きのある
立体的な街
めまいを引き起こす
螺旋の連なり
絵にひきこまれ
おもわず
懐かしい映画を連想した
1927年ドイツ 「メトロポリス」だ
フリッツ・ラング監督
ゴシック調の摩天楼と貧困の地下街
1927年にこんな映画撮るなんてドイツ凄すぎ
どこにも
抜け道がない
この都市には
永遠の迷宮だけが
存在する
そんな気にさせられます
遠藤彰子展をみて
「メトロポリス」を
おもいだしてしまうなんて
あっしの
脳も
そうとうイッてるな
暑かったし
風変わりなイメージ
緻密な光景
あっしは
グッと寄って
スマホを構えた
表情たまらん
あっしも細部にこだわるタイプ
撮影可でしたので
カシャカシャやっておりましたら
「お客様、白線より前に出ないでください」
と、注意を受けた
白線?
兄ちゃんよ、駅のホームじゃねえんだから
って、白線があることも気づかなかった
あっしは作品に近づきすぎていたのね
ごめんあそばせ
奇怪で幻想的な画風
人間の原罪
なんかをかんじさせる点では
ピーテル・ブリューゲルや
ヒエロニムス・ボッス
をおもわせましたね
一枚の絵から
ストーリーが無限に広がっていく
そんな体験をさせていただきました
ブラボー遠藤彰子!!