だいぶん

くしゃみも

治まりつつありますな

 

どーも

ハミでやす

 

みなさま

ご機嫌よろしゅう

 

 

今朝は日差しがまぶしくて

どうやら

関東以西では

夏日になるらしく

 

うむ

若葉の季節到来ですな

 

     気に入りのマグ     二年くらい使用

 

 

コーヒーを飲みながら

雑誌をめくっていますと

 

懐かしいメロディが

ラヂオから流れてきました

 

サイモン&ガーファンクル

聴くたびに

胸が疼く

懐かしい曲

 

スカボロー・フェア

 

この曲と絡まるように

よみがえるのは

映画 「卒業」1967

で、ありますが

 

同時に

おさないころの

思い出が

フラッシュバックいたします

 

 

ティーンエージャーのころ

まだ無邪気な少女だったあっしは

 

先輩たちに

つれられて

よく喫茶店へ通った

 

ドアに下げられた

カロンとなるチロル鈴

ゴブラン織りの椅子

 

 

紫煙たちこめる

店内で

いつも流れていた曲だ

 

   1960年代に活躍したディオ  「サイモン&ガーファンクル」

 

 

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狭い店内は

つねに満席で

 

先輩たちは

難しい顔をして

「スカボロー・フェア」を

聴いていたっけ

 

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「スカボロー・フェア」の

歌詞は謎に満ちている

 

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スカボローの市へ行くのですか

 

パセリ、セージ、ローズマリー、タイム

 

そこに住むある人によろしく言ってください

 

彼女はかつて私の恋人だったから

 

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カンブリックのシャツを

 

彼女につくってもらってください

 

パセリ、セージ、ローズマリー、タイム

 

縫い目も残さず針も使わずに

 

そうしたら彼女は私の恋人

 

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こんなかんじの歌詞でありまして

抽象的で暗示的で

難解きわまる

けれど

心揺さぶられる詩であります

 

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途中

輪唱のような形で

戦場の光景が

織り込まれます

 

反戦歌には違いありませんが

じつに切ない歌です

 

曲のルーツはイングランドの民謡らしいですが

歌詞は謎にみちていて

深く胸に沁みとおります

 

多くの人々が

謎を深掘りしようと試みています

 

 

あっしは

すでに

自分の中で

自分なりの解釈で

スカボロー・フェアの

映像ができあがっていて

 

それを想いふくらませ

勝手に泣いてしまいます

 

 

 

パセリ・セージ・ローズマリー・タイムは

棺に納めるハーブ

カンブリックのシャツは

経帷子、つまり屍衣

 

兵士は

戦場で

最期をときをさまよっている

あるいはすでに

魂の存在に還っている

魂はふるさとの愛しい人へと

もどりつつあります

 

あまりにも

切ない

胸かき乱す歌でやす

 

 

こんな曲を聴きながら

喫茶店で

ベトナム戦争のことなどを

語り合っていた

先輩たちは

いまどうしているのかな

 

サイモン&ガーファンクル

 

 

いまは

四月ということで

 

「四月になれば彼女は」

 

も、おススメでやす

この曲も侮れません

なかなかの迷宮でやすよ