おねいさん

おねいさん

 

占っていきませんか

 

いまなら空いてます

 

さあ、中へどうぞ

 

 

どーも

ハミでやす

 

みなさま

ご機嫌よろしゅう

 

🌜🌜🌜🌜🌜🌜🌜🌜🌜

 

先日

 

友人が

ひとり芝居(語り劇)を

やるというので

 

公演先の

横浜へまいりました

 

 

 

演目は

 

「零に立つ」

というお芝居

 

役者

 

夢実子

 

が、中川イセという女性の

 

生涯を演じた

 

 

この芝居

 

観るのは二度目だが

 

中川イセの

 

魅力にとりこまれ

 

 

再び

 

滂沱

 

アイメイクがすっかり流れちまいまして

 

やだ

 

美人が台無しですわ (;一_一)

 

 

芝居のあと

 

劇場を出ると

 

春の嵐が吹き荒れていた

 

雨がはげしい

     夕食は中華街で

 

      腹減りまくりで貪るようにかきこむ 

 

            追加の女王     ハミ

 

 

友人とあっしは

 

酒も入って

 

ふらつきながら

 

なんちゅうか

 

中華街を

 

ちゃらちゃら歩いておりました

 

気がつけば

 

占いの館

 

の中におりました

 

 

 

 

三十代くらいの

 

女性の占い師は

 

あっしの手のひらを

 

ガン見して🔍

 

「おねいさんの生命線、すごいね」

 

 

 

元来、蒲柳の質であるあっしは

 

 

「噓だっぺ、おらは弱いだちゅうに」

 

「おらは朝礼で倒れるタイプの虚弱児だったん韃靼そば」

 

と、わけのわからんことを酔っぱらって叫びました

 

 

「いいえ、おねいさん、100歳は越えていくだろうとおもわれます」

 

 

占い師が太鼓判を押しました

 

一緒にいた友人は

 

あっしとは違い

 

色気のある質問を投げかけていたようです

 

 

ムフフ、ですな

 

 

あっしも

 

今後の恋愛運などを

 

占ってもらえばよかったな

 

 

 

 

あっしは

 

老齢期に

 

老人ホームで

 

恋愛沙汰をおこすババをめざしているのである

 

 

 

ジャンジャン