爽やかな風のふく
五月の休日
あっしは
二週間ぶりに
白いカフェへまいりました
どーも
ハミでやす
みなさま
ご機嫌よろしゅう
あっしは
いつもの席につき
メニューをひらきました
ブログに何度も書いておりますが
あっしは
お客さんがいないのに
集客に励もうともしない
「白いカフェ」 を応援すべく
足蹴く通うつもりでいるのですが
こちとらも
なにかと
せわしく
時間のとれないときもありますがな
二週間ぶりだし
さて きょうは
お客さん来てるかな
って、
ご覧のとおり
無人でおます
男性店主は
いつもとかわらず
にこやか
声低めで
迎えてくれやした
あっしは
オムライス&ブレンドコーヒーを注文
オムライス&ブレンドコーヒー 650円なり
白いカフェは
異星人たちの拠点なのではないか
と疑念をもちはじめ
あっしは
あらゆる観点から
考察してみた
客がいなくても
まったく気にしてないようすの店主
殺風景すぎる店内
地球人なれば
内装やインテリアに
もっと情緒的な要素を
盛り込むであろうに
外観は
空き店舗の様相で
ここがカフェだとは
だれも気づきもしない
ランチの時間帯なのに
やはり無人でありまして
客であるあっしのほうが気を揉む
しだいであります
のんびり屋の店主は
やはり
地球人のマインドではありません
別次元からやってきたビジター
アルストロメリア系第2惑星ムーア
から転生した
スターシードという可能性もあります
あまりにもシンプルすぎる盛り付け やはり異星人か
オムライスを食べたあとは
読みかけの本をひらき
しばらくは本の世界をさまよいました
丸山健二の本
もはや コーヒーに期待していない
店主は
おそらく
三十代とおもわれるが
控えめで気弱なタイプ
きょうは麻のエプロンをつけ
人民帽みたいなキャップを
被ってました
そろそろ
さんびすの頃合いだ
「ミニ柑橘、食べますか」
店主が
いそいそと運んできたトレーには
きょうのさんびす
たしかにミニ柑橘とクラッカーがのっていた
店主よ
いつもありがとう
地球人として生きるために
まだまだ学ぶべきことが
あるに違いない
けれど
店主よ
地球人に合わせて生きる必要はないぞよ
君は君らしく
羽ばたいてくれ