寒戻りの風が吹く
弥生、啓蟄
あっしは宮城へちいさな旅にでた
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どーも
ハミでやす
みなさま
ご機嫌よろしゅう
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ドラクロワ属が
途方もなく生きながらえていると
ふいに
自分の歳を忘れる
歳は忘れても
生まれた日は憶えているものだ
春は弥生の
ミケランジェロの生誕と同じ日である
誕生日を祝う、というわけでもないが
すこし足を延ばして
美味しいものでも食べようか、とおもった
向かったのは
宮城県名取市閖上(ゆりあげ)
15年前の震災時に
甚大な津波被害のあった地区である
名取川の河口に近い汽水域
冷たい風がびゃうびゃう吹いてる
あの日も
こんなに冷たい風が吹いていたのか
風蕭蕭として
易水寒し
川の傍にモニュメントがある
ここに
「かわまちてらす閖上」
というイベント広場、フードコートが造られ
多くの観光客で賑わっている
海鮮丼がおいしい、と
評判のお寿司屋さん
「若草寿司」で
お昼をいただく
マジ旨し
隠れてるけど
しらす、おいしかった
ハマグリのお吸い物
たいそう、美味しゅうございました(岸朝子ふうに)
吹き抜ける風に
万感のおもいがこみ上げる
合掌
名取市から
仙台市秋保町へむかう
ちいさな美術館に寄り道
「秋保の杜 佐々木美術館」
いちばん印象に残った作品
アイルランドの芸術家
ハリー・クラークの画風をおもわせた
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その夜、友人から電話が入った
元新聞記者の友人だ
名取のゆりあげ地区を訪ね、
寿司を食べた、と言ったれば
「さすが、ハミさん社会派!」
「この時期に名取を取材するとは!」
いいや、取材ぢゃねえし
あっしはただ、
ただ、旨いもんを食べたかっただけよ
じぶんを満足させたかっただけなんぢゃ
誕生日だし
春は名のみの風の寒さや
谷の鶯、歌は思えど








