エイト「エンジ」

エンジ「エイトにいちゃん・・・なんで来たの」

エイト「サヨナラなんてつれないこと言うなよ」

エンジ「このままだったら2人ともダメになっちゃうよ」

エイト「エンジ」

エンジ「私,沖縄帰るから」

エイト「なに」

エンジ「ほら,私のわがままでみんなのこと振り回しちゃったし」

エイト「エンジ・・・」




エンジ「タケ一にいちゃん」

タケ一「エンジ」

エンジ「私,沖縄に帰るの」

タケ一「そんな」

エンジ「だからタケ一にいちゃんに,お店のこと相談しようと思って」

タケ一「そうか,店なら任せろ,俺は罪を償ったらコック目指すんだ,弁護士は向いてないから」

エンジ「そう」

タケ一「昔から料理好きだったし,店は俺が引き継ぐよ」

エンジ「ありがとう」

タケ一「それより,罪を償いここを出たら,俺と結婚を前提に付き合ってくれないか」

エンジ「・・・」

タケ一「・・・」

エンジ「やっぱりエイトにいちゃんが好きなの」

タケ一「そうか・・・アッハッハ,そうなると思ったよ」

エンジ「ごめんなさい」




エンジ「ルイコ」

ルイコ「エンジねえちゃん」

エンジ「私沖縄に帰るの,その前に挨拶しとこうと思って」

ルイコ「ああそう,よかった。エンジねえちゃんが来てからみんな不幸になっちゃったから。もうみんなボロボロだよ。私は病院大変になっちゃってキャバ嬢だし,タケ一にいちゃんは刑務所,マンバは山姥になっちゃったし,ガルオはチンピラギャル男だし」

エンジ「ルイコ」

ルイコ「涙が止まらないよ!」






マンバ「世界の山姥になる!」

ガルオ「中年ギャル男になる!」



エイト「ボクシングまた始めたんだ・エンジ見に来てほしい」

エンジ「行けないよ,そんな姿見たら,また・・・繰り返しになるでしょ」




ワイナ「うわぁー!刺されちまった!俺ヤクザだからしょうがねえ!エイトとエンジにこれを伝えるまでは死ねねえ!お前たちの父親は・・・」




エンジ「次で最終回だね」

エイト「あゝ,なにやってるんだか,よくわかんなくなっちまった」

エンジ「そうだね」

エイト「マイッカ」